脊柱管狭窄症は食べ物がカギ?!おすすめ食材や茶葉を紹介

脊柱管狭窄症を含む腰痛の対策としては、腰を作っている骨の腰椎とそれを支える筋肉を丈夫な状態に保つのがとても大切です。
そこで脊柱管狭窄症を含む腰痛対策になる食材を紹介していきます。

脊柱管狭窄症の原因と対処法について

主な原因としては加齢が元で老化現象とも言えます。
脊椎の変形、椎間板の腫れ、黄色靱帯の肥厚が元で脊柱管が狭くなってしまい、脊髄や血管が圧迫されてしまい発症します。

脊柱管狭窄症を含む腰痛には様々な原因があり、また病態により治療法が違います。よって、必要に応じてレントゲン検査やMRI検査などを実施します。
注意が必要な腰痛は特に安静にしていても痛みが軽くならない、次第に悪化する、熱が出る、下肢がしびれる、力が入らないなどの症状を伴っている場合です。

こうした腰痛がある場合には、できるだけ早く医療機関への受診をお勧めします。
しかし多くの腰痛はレントゲンなどの検査をしても原因が特定が難しいとされています。

長時間同じ姿勢でいる仕事、運動不足、栄養素の偏り、肥満、冷え症などといった腰痛が慢性化するような生活習慣、ストレス、不眠などの心理的な原因で影響して腰痛を引き起こすことがあります。

また治療は原因によって変わってきます。
危険な腰痛の兆候がある場合には、速やかに精密検査を行うことになります。

そうでない場合には鎮痛薬などで経過を観察しつつ、鎮痛薬の変更や血流改善薬、筋弛緩薬などといった薬の追加をします。また症状によっては神経ブロックといった痛みの悪循環を無くす治療が行われる場合があります。
その他には理学療法などを組み合わせて行うこともあります。

脊柱管狭窄症に効果のある栄養素と食材について


骨の強化に必要な栄養素はカルシウム、ビタミンD、マグネシウムが必要不可欠です。
カルシウムは年齢と共に吸収率が低下してしまうため、成長期の子供のみならず、大人でも意識して摂取する必要があります。

ビタミンDはカルシウムの吸収を助ける効用がありますし、マグネシウムはカルシウムと共に骨を生成するために欠かせません。
またカルシウム、マグネシウムなどのミネラルは、筋肉や神経の機能を保持する栄養素でもあります。

その他、血流を改善する効果のあるビタミンEやDHA・EPA、あとストレスや疲労回復に効果のあるビタミンB群、ビタミンCなども意識して摂りたい栄養素です。

腰痛に効果のある食べ物・ビタミンB1
ビタミンB1は食事で摂取した糖質から、筋肉や末梢神経に必要なエネルギーを生み出す作用を助ける働きがあります。
筋肉内に疲労物質が溜まり、硬直や炎症を起こした腰痛を緩和します。

ビタミンB1を含んだ食材は
ナッツ、 ごま、 きのこ類、 のり、 ひじき、レバー 、ラム肉、 牡蠣、 ピーマン、マンゴー、栗、 枝豆などです。

腰痛に効果のある食べ物・ビタミンE
ビタミンEは、血行を改善して筋肉に蓄積した疲労物質を運び出し、筋肉や末梢神経に酸素と栄養分を運びやすくしてくれます。
筋肉が疲れ、疲労物質がたまり硬くこわばり、血管が圧迫されて血行が悪くなって起こる腰痛を緩和します。
ビタミンEを含んだ食材は
いくら、 たらこ、 ししゃも、 数の子、パセリ、しそ、 洋梨、 松の実、 ひまわり油、 べにばな油、 やし油 、柚子、などです。

腰痛に改善したい方に推奨する9つの食材


1.カッテージチーズ

作り方は
1.牛乳を1リットルくらいを鍋でぬるめにあたためます。
2.その中に酢を大さじ5くらいを少しずつ加えます。
3.牛乳が分離してきたらふきんなどで水分をしぼり完成です。

2.魚
たんぱく質や脂肪などを含む魚には、毛細血管で酵素交換が速やかに行われるのを助ける働きがあります。
血液の流れが良くなるので筋肉の疲労の解消に繋がるため、結果的に腰痛を緩和してくれます。
小魚、鯖、ぶり、まぐろ、かつお、鮭、さんま、まぐろ、うなぎはお勧めです。

3.大豆
腎臓の気が不足すると骨が酷使されてしまい、腰痛になると言います。
そのため、腎臓の気を補う働きのある大豆は欠かせない食品になっております。
腎臓に疲労を溜めさせないためにも、一日一回は大豆を食べるように心がけたいです。
豆腐、納豆がお勧めです。

4.干しエビ
グルコサミンは、天然アミノ酸の一種です。
軟骨や靭帯、腱や細胞間をつなぐ結合組織など体中に広く存在します。
軟骨の再生には必要不可欠な栄養素です。
干しえび、うなぎ、ふかひれがお勧めです。

5.酢の物
酢は腰痛防止に効果があります。どうしてかというと酢の酢酸、アミノ酸がカルシウムの吸収される量を増やし、体内で利用されやすくします。

なので、カルシウムを含んだ食品と酢を組み合わせて食べると、カルシウムを効率良くとることができます。

6.山芋
山芋の中のコンドロイチンという成分が軟骨がすり減ってしまうのを抑えてくれます。

7.ロイヤルゼリー

タンパク質、炭水化物、脂肪、ミネラル、ビタミンB群、十種類のアミノ酸などが多く含まれています。

疲労回復、食欲増進、強精作用、増血などの様々な効果があげられます。

8.玄米

ビタミンB群を沢山含むほか、栄養価が高い食品です。白米に比べ重いので、よく噛んで食べることが必要です。

血行不良が起きている筋肉の細かい血管の血行を促進したり、内臓が原因で腰痛に悩んでいる方には、玄米食をお勧めします。

9.えんどう豆
特に内臓・消化器系などが原因の腰痛を軽減させるのに効果的な食べ物です。

腰痛に効果のある3つの茶葉

1.ジンジャー
高い鎮痛作用があります。特に筋肉の痛みや関節痛に効果を発揮します。胃腸を温めて調子を整え、消化吸収を良くする働きがあります。

2.シナモン
発汗作用が高く、血行を促進して冷えを解消してくれます。
寒さによる生理痛や頭痛の改善にも期待できます、またシミやシワの予防など女性にうれしい効果があります。

3.黒豆(煎り黒豆)
体を潤し、血液を補ってくれます。そして血行を促進して余分な水分を排出してくれるので、むくみ解消にもなります。
また皮に含まれるアントシアニンは眼精疲労にも効果が期待できます。

 

まとめ


1.脊柱管狭窄症の原因と対処法について
2.脊柱管狭窄症に効果のある栄養素と食材について
3.腰痛に改善したい方に推奨する9つの食材
4.腰痛に効果のある3つの茶葉

脊柱管狭窄症は食材で改善できたりするのです。できる範囲で構いませんので、取り入れていってはいかがでしょうか。
また。食事だけでなく、適切な運動や重い物を持つ際注意する。杖や手押し車、自転車、踏み台を使用する。体重をコントロールするなどを心がけることで、脊柱管狭窄症を発症するリスクは下げられます。