日頃から辛い首の痛み、腰の痛みに悩む人が多い日本人。
私も日頃から肩の痛みにはほとほと困り果ててます。また腰の痛みもたまにあり、あっちこっちで体が悲鳴をあげています。
さて、その中でも脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)をご存じでしょうか⁉なかなか聞き覚えがない病名ですが、意外にも脊柱管狭窄症に悩む方は多いのです。
この記事では脊柱管狭窄症についてお話をしていきたいと思います。普段から、肩の痛みや腰痛でお悩みの方は是非最後まで読んでいただきたいと思います。
脊柱管狭窄症とは⁉
背骨の中には脊髄が通っているのですが、その脊髄が通っている空間を脊柱管といいます。
年齢を重ねると共に、骨と骨の椎間円盤の水分が抜けていき狭まっていきます。
脊柱管がさまざまな原因で狭くなってきてる事を脊柱管狭窄症といいます。これが、首に起こる事を頸部脊柱管狭窄症といい、手のしびれや痛みを感じます。
肩や首回りの筋肉が凝り固まる事が多く、高齢者の特に男性がなりやすいのです。
ここまで聞く限りなんだか普通の肩こりなんじゃないか⁉と思う方もいるとは思いますが、全然違うんです。放っておくと、生活に支障が出てきたりします。
それではもう少し深堀していきましょう。
脊柱管狭窄症になってしまう2つの原因
脊柱管狭窄症には大きく分けて2つの原因があります。
① 生まれつきトンネルが狭い
② 年齢によってトンネルが狭くなっていく
日本人を含めるアジア人は、欧米と比べて脊柱管が生まれつき狭い人が多い事が分かっています。
また、加齢や力仕事、背骨の病気の変化や椎間板の膨張、靭帯が肥えて厚くなっていくことで、狭窄が起こりやすくなります。過去に受けた外傷によって発症することもあります。
主に70代から80代の高齢者に多くみられるこの病気ですが、症状の原因からもみてとれる様に、若年層でも起こりえます。
普段から重労働や体に負荷がかかりやすい方も、要注意という訳なんですね。皆さんは普段の生活の中でどうですか?私は介護の仕事や子育てで、普段から特に腰に負荷がかかりやすい体制をとりがちだなと感じました。
特徴や症状
主に首、肩、手などの上半身に症状が出ます。
初期症状では、首や肩甲骨の痛みを生じます。首を動かすと強い痛みを感じます。さらに進行すると、神経症状が現れます。
さらに、手にかけての痛みやしびれ、力が入りにくいといった症状が出るといった神経症状が出る事を頚椎症性神経根症と言います。
そこからまたさらに深刻なのが、頸椎症性脊髄症です。両手足にしびれを感じ、動かしにくさが生じます。細かい事が困難になり、箸がうまく持てなかったりボタンがかけられない、階段を降りれないなど、日常生活に支障が出始めます。その様な事から、メンタルにも大きく影響しやすいでしょう。
日常生活の中に支障が出るのは怖いですよね。当たり前の事が当たり前にできないのは辛い事です。
肩こりだと思っていたり、ただの腰痛だと思わず上記の内容で思い当たる部分があれば今すぐ体のスペシャリストに相談してみる事をおすすめ致します。
施術による改善策
姿勢・筋力低下・栄養状態の3つを的確に判断しあなたにあった改善策を捜していく必要があります。その中でも特に重要な改善方法を3つご紹介していきたいと思います。
①脊柱管にかかる負担を軽減する
体の歪みを改善し血液やリンパの流れを良くしていく事で原因がどこの筋肉や関節にあるのかが分かります。関節や助骨、足部を調整して脊柱管にかかる負担を軽減する必要があります。
②インナーマッスルの強化
姿勢や動作の補助筋を担うのがインナーマッスルです。日常生活になくてはならなく必要不可欠と言えます。姿勢を支える筋力をトレーニングし鍛えていく事をおすすめ致します。
③栄養で体の内面も整える
生活習慣や食生活を見直す事により体を歪ませてしまった本来の原因を改善、重視することで、早期改善、再発のない様にしていく必要があります。
①~③を読んで分かるように、普段なんとなく痛みを放置しがちになりますがしっかりと原因追及して向き合うのが大事なんですね。また、インナーマッスルの強化をすれば体の幹が整いますので健康的にも過ごせます。そして何よりは体に1番大事な栄養をしっかりと接種する事で内面からも健康的になると言えるでしょう。日頃の生活習慣を見直して、運動や栄養など積極的に取り入れてご自身の症状を接骨院で診てもらうことをおすすめします。
まとめ
- 脊柱管狭窄症とは
- 脊柱管狭窄症になってしまう2つの原因
- 特徴や症状
- 施術による改善策重要な改善方法を3つ‼
今までずっと脊柱管狭窄症は高齢者の方がなるものだと思ってましたが、若い世代でもなりえる病気だという事が分かりました。
辛い脊柱管狭窄症になる前に、日頃からの生活習慣や姿勢を意識する事、体の幹から整えていく事が大事ですね‼
また、高齢の方でもまだまだ改善策はありますので諦めないで下さいね。
この記事でご自分の症状と似ているなと思った方は、自己判断せずにご自身の症状を接骨院で診てもらうことをおすすめします。
皆さまのお役にたてれば嬉しいです。最後までお読みいただき誠にありがとうございました。