腰部脊柱管狭窄症は自分で治せる!治すためにやるべき5つのポイント

こんにちは、脊柱管狭窄症の痺れ、痛み改善のためのあかり接骨院 石川です。

ご自分が腰部脊柱管狭窄症になってしまったとわかったら、

きっと多くの人は「腰部脊柱管狭窄症 治療」などと検索すると思います。

 

というのは、当院の患者さんでも、ネットでよく検索している話をしてくださいますが、

その時になんて検索してるのか聞いてます。

その時の答えで、よくこのキーワードを教えてくださいます。

そして、実際に検索してみて多く出てくる治療法とは、

 

飲み薬による治療・それでも改善されない場合は注射・さらに重症化してしまうと手術

といった内容が多いですね。

 

手術と聞くと怖く感じますよね。

あかり

薬とか注射とか苦手だし、手術なんて怖いから避けたいんですけど。

他にもっといい方法ないですか?

あかりスタッフ

その気持ちわかります!

薬や注射に頼らずに自分で症状を治すことができたら一番いいですよね。

 

まず自分で症状を治すために必要なことは

腰部脊柱管狭窄症の根本の原因を理解することが大切です。

 

当院の考え方から、脊柱管狭窄症の大元の原因はズバリ、体のゆがみだと思っています。

ゆがみと言われてもわかりにくくてイメージしくいものだと思います。

実際、下記の写真でゆがみありとゆがみ解消後で、私の写真をとったものですが、

見た目ではあまりわからなかったりしますよね。

 

なぜなら大きく変化しているわけじゃないですからね。

強いて言えば、、、肩甲骨が内側に寄って、お尻の位置が上がったかな・・・

と言ったところでしょうか。

   歪みあり     歪み解消後

また、敏感な方は体のゆがみをなんとなく自覚してる人もいらっしゃると思います。

でも、なんとなく、で終わってしまうんですよね。

そこで!

実際に、私自身、不調の時に、体のゆがみはどんな状態なのかを

写真に撮ってみました。

ゆがみが強い時の状態を写真に撮って、

自分で操体法を行なった後とでどう変わるのかを観察しました。

  ゆがみ取り前→ゆがみ取り後

                 

 

上の写真は、服を着ている時、一見ゆがんでいるかわからないですよね。

でも、その後に、シャツをめくってみると、、、おへその位置が体の真ん中にないのがわかりますよね。

ちょっと極端に見えますよね。でもこれは自分でも驚いた瞬間でした。現在私自身、育児の真っ只中でして、毎日左側に赤ん坊を抱っこしています。また、抱っこ紐で何時間も過ごすこともしばしばあります。

例えとしては、脊柱管狭窄症と違うので説得に欠けるかもしれないのですが、状況は違っても、このように目に見えないところで大きさは違えどゆがみが起きています。

私自身、全身バキバキ、体は痛い、腰も痛い、そして、最近動悸も。。。といった状態です。

ということで、実際自分でゆがみ取りを行うと、全身の筋肉の硬くなっている緊張が一瞬にして柔らかくなり、血流が改善して、しんどい状態を脱することができます。

 

正直以前の私は実際、ゆがみがあるだろうとは思っていましたが、特に日常生活に支障はないし、全く気にしていませんでした。

で、ゆがみが大事だって気づけたきっかけが、

ぎっくり腰をしてゆがみ取りの施術を受けて改善したことなんです。

 

痛みが出るのはとても困るのですが、逆をいえば、痛みが出た時が体のゆがみを取るチャンスです。それは、自分の体が歪んでいることを知るきっかけとなるからです。何度も何度もお伝えしたいのですが、

痛みや不調の原因は『体の歪み』です!

歪みが解消されたら、痛みや不調は出ません。

みんな、歪んでいる状態に慣れてしまっています。慣れているから、違和感がない、それが自分のデフォルトの状態になっています。でも、体がだるいとか、疲れやすい、頭が痛い、腰が痛い、お腹が痛い、という原因は、

歪みがあるから気をつけてね〜!というサインを体が送っているのです。

この感覚に敏感になっていただき、気付いたなら、歪みを解消する。この習慣が、腰痛や脊柱管狭窄症のみならず、病にも強い体質を作ることができるんです!

石川院長

ぜひ体の歪みについて、少しずつ意識されてみてくださいね!

 

長くなりましたが、今回は、当院の考え方を踏まえたご自分で脊柱管狭窄症を治す方法と、

腰部脊柱管狭窄症の根本原因をご紹介したいと思います。

 

自分で治すために日々の生活でできる対策5つのポイント

では、腰部脊柱管狭窄症を自分で治すために日々の生活でできる対策とはどんなことがあるでしょうか。

それは以下の通りです。

  1. 自分でゆがみ取りをする
  2. 日々の生活習慣の見直し
  3. 血流の改善
  4. 体幹を鍛える
  5. リラックスする

1.体のゆがみを意識するようになったら腰痛も激減!

私自身、実際体のゆがみを意識できるようなったのは、

今から10数年前のぎっくり腰からヘルニアと診断されたことが始まりでした。

 

このことがきっかけで、ゆがみ取りの施術を受けることができ

一気に腰痛の回復にたどり着けたのです。

その時に、自分でゆがみをとるセルフケアについても教えていただきました。

その方法は、以下の動画になります。

 

ちなみに、当院でも現在行っているゆがみ取りですが、

畳1畳の上でできるもので

すごいソフトで、

でもすごく気持ちがいいものでした。

 

その時の感想として、いまだに印象強いのが、『気持ちいい〜』だったんですよね。

ゆがみが取れたことで、気持ちの良いため息が出てきたんです。

 

そこからみるみる回復しました。

実際の内容としては、

今の体のゆがみがどうなっているか、

ハイテクなことをするわけじゃないんです。

確かに自分の体の分析をしてもらうことは、自分の状態を知れるので大事ですし、

安心材料になります。

 

対して、私が受けたゆがみ取りは、人間の基本動作の軸となる動きをチェックします。

例えば、腰を捻るとか、前屈後屈ができるか、側屈ができるかといったことです。

 

人の動きは日々様々なのでゆがみ方は千差万別ですが、

その時の状況でゆがみ方も変わります。

 

レントゲンでみれば、骨の変形とか、骨のズレとかわかりますけど、

実際それを修正できるかといったら、

そんな簡単なものじゃないですからね。

 

どれだけ骨の周りに筋肉とか靭帯とか神経とか血管とか組織が絡み合って、

周りの組織としても絡み合っているものを

そんな一瞬でどうにかしようなんて、無理難題なんですね。

 

まずは根本的にそうなってしまった原因である、

体のゆがみを正せないと無理矢理矯正しても体を壊します。

 

対して、当院で行っているゆがみ取りは、

骨がどうとか、体が曲がっているからここを治すといった考えじゃなくて、

 

今ご自身で感じている感覚を元に

ゆがみを判断しています。

感覚を元にすることが、体のみならず心も解放してくれるので、

自然治癒力が高まり、脊柱管狭窄症の改善につながっていくのです。

 

ゆがみ改善は自分でもできますし、私自身、腰に違和感を感じたら、真っ先にやっておりますが、

やるほどに効果を実感しています。

https://youtu.be/x8bgB0SSfIk 

この動画では自分でゆがみ取りをする方法を紹介しています。

もしもこのゆがみ取りで効果が出にくいときは、まずはこちらの方法を実践してみてください。

プルプル体操というものです。この体操を行うことで、体軸を整えることができます。

この軸を整えた上でゆがみ取りの効果も出やすくなります。

 

 

2.日々の生活習慣の見直し

腰に負担をかけてしまう生活習慣とは普段の何気ない行動にもあります。

普段の何気ない動作では以下の4点を特に気を付けてください。

  • 椅子に座る・・・深く腰掛け、背筋をまっすぐ保ちましょう
  • 荷物を持つ・・・重い荷物は避ける・高いところから荷物を取るときは踏み台を使用する
  • 歩行・・・長時間の歩行は避ける・シルバーカーや杖などを活用する
  • 体重・・・体重コントロールを心がける・肥満は腰への負担が増えます

 

これらの気を付けるべき動作について詳しくはこちら↓も参考にしてみてください。

脊柱管狭窄症でやってはいけないこと2つ!ストレッチや注意点を紹介 – 船橋二和向台にある脊柱管狭窄症に特化した接骨院・あかり接骨院 (akarisekkotsuin.net)

 

3.血流の改善

腰部脊柱管狭窄症に冷えは禁物です。

体が冷えることで血流が滞り患部の筋肉もこわばってしまいます。

寒い冬だけでなく、冷房で体が冷えすぎてしまったときなどは体を温めることを意識してみてください。

効率よく血流を良くするには軽いストレッチやひざ掛け・使い捨てカイロなども有効です。

 

使い捨てカイロの活用術について詳しくはこちら↓を参考にしてください。

腰部脊柱管狭窄症の改善にはこれだけでOK!使い捨てカイロ活用術 –  (akarisekkotsuin.net)

 

4.体幹を鍛える

よく、「腰痛にはコルセット」と思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、それは実は間違いなのです。

たしかにコルセットを巻くと腰が支えられて一時的には痛みを感じにくくなります。

 

しかし、コルセットに頼りすぎてしまうと、ご自身の筋肉を使わなくなってしまい、

筋肉の衰えを招いてしまう可能性があるのです。

では、どうしたらいいのでしょう。

 

それは、ご自身の筋肉を鍛えることです。

筋肉を鍛えるといっても激しい筋トレは必要ありません。

背骨を支える腸腰筋(ちょうようきん)を鍛えることで自然のコルセットを身に着けることになるのです。

 

腸腰筋を鍛える筋トレについてはこちら↓を参考にしてみてください。

脊柱管狭窄症を自分で治す!レベル別 筋トレメニュー3選 – 船橋二和向台にある脊柱管狭窄症に特化した接骨院・あかり接骨院 (akarisekkotsuin.net)

 

 

5.リラックスする

腰部脊柱管狭窄症を自分で治すために姿勢や血流の改善を意識したり、筋トレをしたり、

と努力することももちろん大切です。

 

しかし、それと同じくらい大切なことはリラックスする時間を作り、

きちんと腰部の神経の緊張を和らげてあげることです。

 

腰部脊柱管狭窄症の方が、立ち仕事や長時間の座り姿勢など同じ姿勢でいることは

腰部の神経が圧迫されて緊張状態になっていることになります。

 

緊張状態が続くと血流も悪くなり痛みやしびれなどを誘発してしまいます。

そこで、しっかりと心身ともに休み、神経の緊張状態をほぐしてあげることが大切になります。

 

そのためには足を高く上げた状態で横になり、好きな音楽を聴いたり、読書をしたり、

アロマでリラックスすることなどもおススメです。

ヨガもおすすめですね。

ヨガは、有酸素運動の代表ですが、有酸素運動を適宜取り組むと、

呼吸機能が鍛えられます。

呼吸機能が高いのは、骨を強くすることに直結してるので、

意識的に深い呼吸というのを実践すると骨を強くしてくれます。

 

腰部脊柱管狭窄症の根本原因とはなに?

腰部脊柱管狭窄症とは何らかの原因で脊柱管が狭くなり

神経が圧迫されてしまうことで下半身に痛みやしびれを生じさせる病気です。

 

その原因というのが、脊柱管の周りにある組織が変形することです。

ではなぜ変形してしまうのかというと、

加齢が最大の原因と言われていますがそれだけでなく

日々の生活で負担をかけ続けてしまうことも影響しています。

 

日々の負担の積み重ねというのは、

猫背・反り腰・足組み・座りっぱなし・長時間の立ち仕事・中腰など

様々な姿勢が原因となり得ます。

 

このように腰部脊柱管狭窄症は急に発症するわけではなく、

日々の生活の中で腰にかかる負担の積み重ねで

徐々に脊柱管が狭くなっていくことで発症してしまうのです。

 

逆に言うと日々の生活でしっかりと対策を取ることができれば

特別な治療をしなくても自分で治すことも可能です!

 

ただし、ここで注意していただきたいことは、

特別な治療をせずに変形した骨などを元の形に戻すということではありません。

 

腰部脊柱管狭窄症は狭くなってしまった脊柱管の中を通る神経が圧迫されて

血流が滞ってしまうことで痛みなどを発症してしまいます。

 

ということは、脊柱管が狭くなってしまっていたとしても

神経が圧迫されなければ痛みなどの症状がでないのです。

 

つまり、「自分で治す」とは神経の圧迫を和らげて痛みを感じなくさせることを目指します。

さらに、ゆがみを取っていくことで、神経の圧迫を和らげる体の状態を維持できるようになり、そこから回復へと進んでいきます。

まずは、自分で脊柱管狭窄症を解消する方法として、ゆがみを解消していくことからぜひ始めてみてくださいね。

 

おさらい

 

・腰部脊柱管狭窄症の根本原因とはなに?

・自分で治すために日々の生活でできる対策5選

  • 自分でゆがみ取りをする
  • 日々の生活習慣の見直し
  • 血流の改善
  • 体幹を鍛える
  • リラックスする

 

今回は腰部脊柱管狭窄症を投薬や注射による治療をしないで治す方法をご紹介しました。

あかり

日常生活ですぐに実践できそうなことばかりで安心しました。

今からでも気を付けて生活していきます!

前述したとおり、これらをすべて実施したからと言って変形した骨などの形がもとに戻るわけではありません。

しかし、脊柱管が狭くなってしまっていたとしてもこれらの対策をとることで症状の改善は見込めます!

 

ただし、自己判断ではなく一度脊柱管狭窄症に特化した接骨院などで症状を確認していただいてから、

無理のない範囲で筋トレなどを実施していただきたいと思います。

 

あかりスタッフ

いつまでも自力で歩いて生活できるように、

日ごろから5つのポイント実践してみてくださいね!

 

今回は脊柱管狭窄を自分で解消するためのポイントをお伝えいたしました。