背骨

 

背骨

こんにちは!
最近、一気に夏から秋に冬になり、寒くなって来ましたね〜
私は寒くて朝になかなか布団から出れません笑
寒くて家の中で過ごす時間が多くなり、座る時間が増えたり、運動不足になる人も出てくると思います。
そんな状態になった時にこそ気にしたいのはやはり病気ですね。
今回は、若者のあなたも注意すべき?脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)について紹介していきます!

脊柱管狭窄症とは何か?

脊柱管説明図

脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)とは、
背骨中にある神経が通っている背柱管(せきちゅうかん)が骨や靭帯の肥厚、椎間板が突出することで狭くなることで起こる病気です。

うーん、病名の用語は読み方が難しいものが多いですね!笑

脊柱管狭窄症のチェックリスト
□歩行中にお尻や下股が痛くなったり、痺れたりする
□後ろに反る姿勢がとり辛い
□仰向けから起き上がると痛みが出る
□身体(特に腰や肢関節)が真っ直ぐになっている時に痛みや痺れが出る
□肛門周囲の痺れ、排尿・排便の失敗など排泄機能に違和感を感じる
□前屈みの姿勢になると楽になる

多くの場合、少し休む事で症状が和らいで再び歩くことができます。
しかし歩き始めるとまた症状が出るので、この現象は間欠性跛行(かんけつせいはこう)と呼ばれています。
少し休んだら症状が治っちゃうなんて、私でしたら病気だと思わずに一時的な疲れかと思ってしまいます、、特に若者なんてこれくらいの痛み何とも無いと感じることが多そうです。
病気を感知するには事前知識を身につけておく事も大事ですよね。

チェックリストに当てはまる人は若者であっても要注意しましょう!
症状が長引くようでしたら、ただの疲れだと思わずに、すぐに近くの治療院や病院を検討してみてください。

若者でも脊柱管狭窄症になりやすい人

若者 男性
脊柱管狭窄症は加齢によって引き起こされ、50代から徐々に患者が増えて60代70代に多く見られます。
しかし、若者であっても脊柱管狭窄症になる場合もございます。
加齢によって引き起こされていたらほとんどの人が脊柱管狭窄症になってしましますからね・・

そして、最近の研究結果では根本的な原因の一つに椎間板の損傷が関係していると言われています。小学校などの子供の頃は慢性的な腰痛や痺れがほとんどなかった記憶がありませんか?確かに私は慢性的な腰痛、首の痛みや痺れはほとんど無く、一時的なものしか感じなかった記憶しかありません笑 。
身体だけあの頃に戻りたい笑
若い人でも極端に骨盤が歪むような状況がある事で背骨のズレ、足、腰、股関節周りの動きが悪くなる事で、脊柱管狭窄症に繋がる原因となります。

一例として膝の付け根にある大腿筋膜張筋が硬くなる事によって、脊柱管狭窄症が引き起こされる事がございます。
膝の痛み

デスクワーク でずっと足を動かさず、姿勢が悪くかつ運動不足の人は筋肉が凝り固まりがちなので特に気を付けたいですね。
若い人だと机の前やベットの上でスマホ、パソコン、本を読んだり、テレビを見る際に姿勢を悪くなりがちだと思うので、意識して姿勢を良くするやストレッチを取り入れるなどしていきたいですね。。

 

脊柱管狭窄症の治療について


まず脊柱管狭窄症の診断にはMRIやCTなどの精密検査が必要となります。
これは整形外科で診断することが可能です。
MRIは神経組織や椎間板を詳細まで写すことが出来て、CTは骨が圧迫されている狭窄の状態を確認することが出来ます。

そして脊柱管狭窄症の治療法は大きく分けて2つあります。
1つ目は保存治療です。
治療する約7割の方がこの保存治療となっています。
・鎮痛剤や血行促進剤を使用する薬物治療
・腰回りの筋力を回復させるストレッチ 、リハビリ療法
・局所麻酔を使用した神経ブロック

2つ目は手術治療です。
重症や保存治療が効かない段階の方が手術療法となってきます。
・医療器具を用いて脊椎間狭窄症も脊椎を固定させる脊椎固定術
・脊椎間狭窄症で狭くなった脊柱管を広げる腰椎椎弓切除術(ようついついきゅうせつじょじゅつ)

また自宅でも出来る脊柱管狭窄症の痺れを和らげるストレッチもございますので、お時間ある際にご参照ください。

まとめ

腰痛が治った女性

  1. 脊柱管狭窄症とは、背骨中にある神経が通っている背柱管が骨や靭帯の肥厚、椎間板が突出することで狭くなり、足腰で痛みや痺れが出る病気です
  2. 若い人でも極端に骨盤が歪むような状況がある事で背骨のズレ、足、腰、股関節周りの動きが悪くなる事で、脊柱管狭窄症に繋がる原因となります。
  3. 脊柱管狭窄症の治療法は大きく分けて保存治療と手術治療の2つがあります。
  4. 脊柱管狭窄症は若い人でも椎間板の損傷から知らず知らずに始まっています。

 

ここまでご閲覧いただきありがとうございました!
この記事を読む事によって、脊柱管狭窄症を知りたいもしくは改善したいあなたの少しでもお役に立てたらと願っています!
それではまたの機会に宜しくお願いします。