脊柱管狭窄症とはどんな病気ですか⁉と聞かれてあなたはすぐに答える事ができますか？意外にも分かっている様で脊柱管狭窄症と聞かれると、原因など答えられませんよね。
今回は、脊柱管狭窄症とはどんな病気なのか、詳しい病状や原因を徹底解説していきたいと思います‼
脊柱管狭窄症とはどんな病気ですか？と聞かれて答えれる様に、脊柱管狭窄症とは何か、原因は一体なんなのかを一緒に学んでいきましょう‼
脊柱管狭窄症とはそもそも何？脊柱管などの仕組みを知ろう!
脊柱管狭窄症を知るには、まずはそのメカニズムを知っていきましょう。脊柱管狭窄症とは何なのか、根本的な症状を一緒に学んでいきましょう。
脊柱管とは
脊柱管狭窄症を知るには、まずは脊柱管を知っていきましょう。
まず、背骨は24個の椎骨（ついこつ）によってできています。椎骨の構造は椎体（ついたい）と椎弓（ついきゅう）でできていてその間には、丸い穴が開いています。
椎体は24個積み重なる事で神経が通るトンネルができるのですが、このトンネルの中に通ってる神経の束を脊柱管といいます。
また管の中は、脳脊髄液が満たされていてこれは脳から続いてます。
脊椎管がどうなると、脊椎管狭窄症になるの!?
脊髄の神経の通り道である、脊椎管が加齢や負担のかかり過ぎによって椎骨と椎骨の間にある椎間板が変形して飛び出たり、骨棘が出来たりすることが原因とあげられています。
脊柱管狭窄症は主に腰の部分に起こる腰部脊椎管狭窄症が多いのです。
脊柱は首の部分（頸椎）、胸の部分（胸椎）、腰の部分（腰椎）に分かれており、首に起こる事もありそれを頸部脊柱管策症と言います。
https://twitter.com/yattemikka/status/1483004920685277185?s=20
脊柱管狭窄症とは、簡単に言えば脊柱管が狭くなる病気です。骨そのものが変形突出したりすることから脊椎管が狭くなり、神経が狭くなると言われています。
50代から徐々に増え始め、60～70代のシニア世代に多く見られる病気の1つです。シニア世代の10人に1人は脊柱管狭窄症の病状に悩んでいるというデータもあるほどです。
高齢者の方は、いつもの腰の痛みはただの腰痛じゃないかも!?と疑ってみましょう。
脊柱管狭窄症の主な原因や体の不調
https://twitter.com/LEO88987397/status/1480739180649283588?s=20
脊柱管狭窄症の初期段階では、腰や太もも、ふくらはぎなどに強い痛みやしびれが出ます。これは、トンネルを通る神経が圧迫する事が原因です。
症状が悪化してくると間欠性跛行といって、数分歩くと足腰に強い痛みを感じ座って、前かがみになると楽になるという症状がでてきます。この状態は、かなり進行していると考えていいでしょう。
脊柱管狭窄症の3つの種類と症状について
・神経根型
脊髄神経から枝分かれしている神経の部分で圧迫を受けています。症状としては、下肢痛、坐骨神経痛、臀部痛、下腿こむら返りなどがあげられます。
・馬尾型
脊髄神経そのものが圧迫しているパターンです。症状としては、両下肢痺れや脱力、歩行時の脱力、排尿障害、足底の異常感覚などがあげられます。
・混合型
神経根型と馬尾型の混合のパターンです。症状はどちらの症状も出る他、足裏にジリジリとしたような痺れや異常感覚が出ます。このような症状が出ると手術を選択する人が多く見受けられます。
脊柱管狭窄症に似た症状が起きる腰痛を3つ紹介
脊柱管狭窄症と似ている腰痛の病気が3つほどありますので、紹介していきたいと思います。
手足のしびれや間欠跛行など似ている症状があるのが特徴です。
①椎間板ヘルニア
背骨の骨と骨との間で、クッションの役割をしている椎間板が加齢によって変性や断裂する神経を圧迫する病気です。腰やおしり、足のしびれがあります。
②末梢動脈疾患
脊柱管狭窄症は、骨と神経の病気に対し抹消動脈疾患は血管の病気と言われていて、全く違うものです。症状もよく似ていて間欠性跛行に悩まされます。
しかし、しびれや痛みがひく姿勢が異なります。
脊柱管狭窄症は、前かがみの体制が楽になりすぐ回復する傾向にあるのに対して、末梢動脈疾患はまっすぐ立って10分ほど休むと楽になるとされてます。
また、発症しやすい年齢も60代とこちらも似ています。
③糖尿病性神経障害
糖尿病患者の方に多く見られるのが、合併症です。神経に障害が出る事により、手足のしびれや痛みが出てきます。
糖尿病にかかっていて、下肢のしびれや痛みを感じる方は脊柱管狭窄症よりも、糖尿病性神経障害を疑いましょう。
症状としては似ている部分が多々ありますが、治療方法が異なったりしますので十分に注意していきましょう。
まとめ
- 脊柱管狭窄症とはそもそも何？脊柱管などの仕組みを知ろう!
- 脊柱管狭窄症の主な原因や体の不調
- 脊柱管狭窄症に似た症状が起きる腰痛を3つ紹介
- まとめ
分かっているようで、意外に詳しく知らなかった脊柱管狭窄症について詳しく紹介していきました。
脊柱管狭窄症がどんな病気なのか、原因はなんなのかを詳しく知る事で改善のアプローチ方法も変わってきます。また、似ている症状の病気もありますので自己判断せずにまずはお気軽にご相談頂ければと思います。
最後まで、お読み頂き誠にありがとうございます。
