腰椎椎間板ヘルニアでマラソンして大丈夫?簡単にできる予防法4つ

この記事を読めば腰椎椎間板ヘルニアでマラソンをしても大丈夫なのかと予防法4つが分かります。

今マラソンをしている方や腰痛持ちだけどマラソンを始めようかと考えている方にはきっとお役に立てる内容になっていますので是非読んでみて下さい!

 

 

腰椎椎間板ヘルニアがマラソンランナーに多い3つの要因

マラソンのランニングは繰り返し腰に負担がかかるので実はランナーの方に腰痛持ちの方が多いです。

ランニングを始めたばかりの方や逆に急にハードトレーニングを始めた方、久しぶりに運動される方が悪化する場合があります。

 

マラソンランニングは上半身と下半身がねじれる動きの状態となります。

右腕が前にいけば左足が前になるという状態です。そしてその軸となるのが腰です。

その為少しずつ腰に負担がかかるのです。

 

ランニングで疲労がでると無意識からだは腰から背中まっすぐにして姿勢を維持しようとするのですがこれがケガの元となり得ます。

 

マラソン中に起こる腰痛には3つの要因が考えられます。

・腰椎椎間板ヘルニア

今まで気づいていない方もランニングによって腰椎ヘルニアなどが見つかる場合があります。

症状が発症していなかった方もマラソンランニングで発見されるケースがあります。

ランニング中に強い痛みや下半身にしびれが出たら注意です。

・腰部の筋肉の緊張

腰部が硬く緊張しているマラソンランニング中に腰痛が出ることがあります。

腰が緊張しているとランニング中の腰にかかる負担が上手に分散できなくなるからです。

そして、その状態が蓄積されると腰痛悪化につながります。

・シューズが合ってな

シューズが合わないとランニングで腰痛になる場合があります。

すり減りすぎたシューズを使い続けている、きつい、ゆるい、ランニング用シューズじゃないなどチェックしてみましょう。

普段から腰痛を持っている方がランニングをすると悪化するケースがあります。

痛みや違和感で不安を感じたら医師の診断をおすすめします。

 

 

腰椎椎間板ヘルニアをマラソンランナーが患ったら?

 

腰椎椎間板ヘルニアや他の酷い腰痛を患ったらまずは最低でも3~4日は安静にしましょう。

まずは一旦スポーツはお休みして普段の生活ができるように努力してください。

日常生活ができるようになってきたらウォーキングからスタートしましょう。

 

始めはスローペースで何日かかけて徐々に歩くスピードをあげていき、大丈夫そうならマラソンをしましょう。

 

マラソンランニングは繰り返し腰に負担がかかります。

惰性で跳ねるような走り方はまた腰を痛めるので足の筋肉を使ってしっかりランニングしてください。

やはり腰が痛いという場合は中止してください。

 

 

腰椎椎間板ヘルニアのマラソンランナー2人の経験談

マラソン芸人の萩原拓也さん

マラソン芸人と帰国女子のお笑い芸人ポップラインの萩原拓也さん。

 

足に力が入りにくいのと腰の違和感でぎっくり腰のような症状から病院に行ってMRIを摂った結果腰椎ヘルニアの診断をうけました。

症状としては軽度で歩けないほどではないようです。

 

Youtubeで東京23区やフルマラソンなど様々走られていますがしばらく走れなくなったとのことで腰椎ヘルニアについて動画で分かりやすくお話されています。

現在もまだ完全回復されていませんが、復活までの道のりをYoutube にアップされています。

動画内でもおっしゃってますが、ウオーミングアップやクールダウン、治療などを怠っていたからかなあと腰椎ヘルニアになった原因を振り返って、今行っているストレッチも紹介しています。

 

大原照恵さん

ランニングが趣味で生きがいだった大原さんは腰椎ヘルニアで人生の楽しみを失いたくないと思いました。

 

仕事中重い荷物を持った時、腰に違和感を覚え整骨院へいきました。

様子をみましょうという事でしたが1週間経っても改善するどころか悪化する一方。

そして腰椎椎間板ヘルニアと診断されました。

 

しかし歩くことも洗濯、掃除、寝返りもうてない状態となり手術が頭をよぎります。

生きがいだったランニング、人生の楽しみを失いたくないと思いました。

 

そんな時ランニング仲間に紹介された治療院と出会い徐々に腰痛が楽になりトレーニング方法の指導もあって3ケ月のプログラムで走れるようになったそうです。

大原さんは「これから先はもっと高い目標にも挑戦してみたい」と目標にむかって走り始めています。

 

 

腰椎椎間板ヘルニアの予防法4つ

腰椎椎間板ヘルニア持ちでマラソンランニングをされる方やこれから始める方は簡単にできる以下予防法4つをチェックしてみて下さい。

・走る姿勢

腰痛の多くは姿勢の悪さからきています。正しい姿勢で走らないと腰痛悪化になります。

腰を高くして走るのが良いとされています。

・ウィーミングアップとクールダウン

いきなり走りだすのではなく走る前に軽くストレッチをしましょう。

腰を回したり、前屈などがおすすめです。

・腰の柔軟性

腰回りの筋肉が硬いと腰痛になりやすかったり悪化の原因となります。筋肉が硬いと腰椎に負担がかかります。背中を軽くそらせたり、お尻をのストレッチで柔軟性をもたせましょう。

・インソール

靴の中に入れるインソールで着地した時の衝撃を吸収すると腰への負担が軽減されることが期待できます。ランニングは足から腰への衝撃があるので衝撃を吸収するタイプのインソールを敷けば予防ができる可能性があります。

以上4つの点を注意してマラソンランニングされる方は腰痛ヘルニアや腰痛予防してみて下さい。

心配な方は医師や整骨院などで相談してみるのがよいでしょう。

 

当院あかり整骨院は腰痛改善に力を入れています。

腰痛でお悩みの方は是非当院へご相談下さい。

 

https://akarisekkotsuin.net/chiryoumenyuryoukinn

 

腰椎椎間板ヘルニアとは?

 

よく一般的に言われている「ヘルニア」と呼ばれれるのは「椎間板ヘルニア」のことを省略して言われています。

 

椎間板ヘルニアとは?

背骨の骨と骨の間にある椎間板というゲル状の組織が何らかの慢性的な負担により押しつぶされて変形し飛び出し、周辺の内臓組織や神経を圧迫することにより、椎間板の本来の位置からずれて圧迫された神経の箇所により様々な症状が出るものです。

 

圧迫された箇所により頸部椎間板ヘルニア(首)・胸部椎間板ヘルニア(胸)・腰部椎間板ヘルニア(腰)といいます。

症状としては足のしびれや痛み、歩行困難、腰の曲げ伸ばしができないなど日常生活に様々な悪影響を及ぼします。

 

 

まとめ

腰椎椎間板ヘルニアでのマラソンをしても大丈夫なのかと予防法をご紹介しました。

・腰椎椎間板ヘルニアがマラソンランナーに多い3つの要因・・・3つ要因をあげて解説しました

・腰椎椎間板ヘルニアをマラソンランナーが患ったら?・・・徐々にペースを戻していく詳細を紹介しました

・腰椎椎間板ヘルニアのマラソンランナー2人の経験談・・・お二人の経験談をご紹介しました

・腰椎椎間板ヘルニアの予防法4選・・・予防法4つご紹介しました

・腰椎椎間板ヘルニアとは? ・・・椎間板の圧迫による様々な症状

 

健康志向でマラソンブームでもある昨今腰椎椎間板ヘルニアや腰痛になった場合どうなのかこの記事を読んで少しでもお役に立てたら嬉しいです。

 

予防法も簡単にできるものを紹介しましたので是非チェックして腰痛予防しならがらマラソンランニングしましょう!