脊柱管狭窄症を患った5人の芸能人。今からできる予防法4つご紹介!


この記事を読めば脊柱管狭窄症を患った4人の芸能人の方々の経験談を知る事ができます。

脊柱管狭窄症を患った芸能人の方々の経験談を知って、今からでもできる予防をしましょう!

 

 

 

脊柱管狭窄症とはどんな病気か?

背骨の中には脊髄と神経の束が行き来する脊柱管というトンネルのような組織があります。

脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)とはその脊柱管が何らかの原因で狭くなる病気です。

脊柱管が狭くなる部位により

頸部脊柱管狭窄症

胸部脊柱管狭窄症

腰部脊柱管狭窄症

といいます。

脊柱管狭窄症は60~70歳代に多い病気で高齢の方々の10人に1人は腰部の脊柱管狭窄症だと言われています。

 

 

 

脊柱管狭窄症の原因と症状

脊柱管狭窄症の原因は加齢や腰の病気、遺伝、過度なスポーツなどが挙げられます。

背骨の変形により脊柱管の中を通る神経圧迫され、足腰のしびれや痛み、足のもつれなど様々な症状が現れます。

代表的な症状は200~300m歩いただけで歩行困難となり、前かがみで休憩すると症状が治まりまた歩けるようになる、を繰り返す間欠性跛行(かんけつせいはこう)という症状があります。

 

 

 

腰部脊柱管狭窄症を引き起こす原因となる疾患

腰部脊柱管狭窄症を引き起こす原因となる疾患についてご紹介します。

 

・腰椎椎間板ヘルニア・・・椎間板の変形により椎間板の中身が飛び出し周辺組織や神経を圧迫し痛みやしびれが出て狭窄症につながります。

・変形性腰椎症・・・ 加齢で腰骨が変形し骨が飛び出したり骨と骨の間が狭まったりし狭窄症につながります。

・腰椎分離症・・・ 運動などにより腰椎の後方部に亀裂が入り分離してしまいます。分離が広がると上下の腰椎がずれる分離すべり症となります。

・腰椎すべり症・・・ 上下の背骨の間がずれた状態。ずれが大きくなると狭窄症を起こすことがあります。

・側弯症・・・正面からは真っすぐ並んでいる脊椎が左右に曲がる病気。腰や背中の痛みや心臓や肺の圧迫など曲がりかたの強さにより様々な症状が出ます。

 

以上のような症状が原因で腰部脊柱管狭窄症が引き起こされる事があります。

比較的腰部脊柱管狭窄症と近い症状の疾患が多いですね。

既に上記の疾患がある方はこれ以上悪化しないように後ほど予防法をご紹介しますので

悪化防止に努めましょう。

 

 

 

脊柱管狭窄症を患った5人の芸能人

今回5人の芸能人(スポーツ選手含む)で腰部脊柱管狭窄症を患った方々をご紹介いたします。

意外と腰部脊柱管狭窄症になった事は知られていないのではないのでしょうか?

この疾患を知らなったという方は是非リアルな体験談を知って予防につなげましょう。

 

 

布施博さん

 

俳優の布施博さんは歩きずらさを数年感じられていたそうですが、生活に支障をきたすほど足を

ひきずるようになり、始めは筋力が落ちたのかぐらいに思っていたようです。

特に階段を下りるのに恐怖を感じていたそうです。

 

お酒が大好きな布施さんですが、酔うと足に全くというほど力が入らなくなり、人に抱えられて

お店を出る状態でした。

うまく歩けずに階段ら落ちて左顎を切るケガを負っています。

 

その後精密検査の結果脊柱管狭窄症だということが判明。神経の通路である脊柱管を圧迫して

いたので脳から下半身の指令がうまくいかず、下半身がうまく動かせず足の筋力低が低下して

いました。

 

 

最近テレビでお見掛けしなくなりましたが、一時期テレビにひっぱりだこでしたね。

そんな布施博さんが脊柱管狭窄症でこんなに苦労されていたとはビックリしました。

 

脊柱管狭窄症になるとこんなに大変だという事がよく分かりました。

 

 

 

みのもんたさん

 

みのもんたさんは2005年3月に腰の激痛に襲われました。

ギネスに認定されるほど(1週間で最も多くテレビの生番組に出演する司会者として)忙しかった時期だそうです。

カイロプラクティックスや中国鍼など色んな方法を試しましたが痛みは悪化する一方でした。

そして座る事もつらい状態になり痛みに耐えれず病院で診断の結果脊柱管狭窄症との事でした。

 

その頃、紅白歌合戦の司会のお仕事が入り手術を遅らせて神経ブロック注射で乗り越え無事紅白歌合戦の司会をされました。

 

目から火花が出るほど痛い注射で2度と打ちたくないそうです。そしてその後手術を行い、これまで問題なくされているそうです。

 

あんなに元気そうにお仕事もお酒も飲むイメージだったみのもんたさん。脊柱管狭窄症を患っていたとは驚きです。

 

その時の注射が目から火花がでるほど痛かったとは、想像絶しますね。

ハードワークが腰に来たのかもしれませんね。

 

 

 

高田純次さん

 

あの元気で有名な高田純次さん。

腰痛に悩まされて椎間板ヘルニアと脊柱管狭窄症を併発しました。

それまで旅番組などで歩く事がありましたが痛み止めを打って出演されていたそうですが、

薬がだんだん効かなくなり10m位歩くと右足がしびれるようになったことで手術する事に

したそうです。

 

手術の為に5キロの減量もし、手術後痛みからの解放で手術して良かったとのことです。

主治医からは「できるだけ歩いた方がよい」と言われていたそうで、旅番組の話もちょうどあり

リハビリ兼ねて受けられていたそうです。

手術を受けて現在痛みはなく歩行ができているそうです。

 

手術の為に5キロ減量ってすごいですね。いつもテレビで見ていて楽しいイメージしかなかったので見えてる裏ではそんなご苦労があったなんてビックリでした。

 

 

 

大山加奈さん

元バレーボール日本代表選手の大山加奈さん。2007年のワールドカップの時、痛みはピークになりました。

腰から脚に激痛が走り横になるだけでうめき声が出たそうです。

腰が曲がり真っすぐ伸ばせなくなり、腰を動かすとお尻から足に痛みとしびれがあり日常生活

にも支障をきたしていました。

右肩の故障もあり欠場と復帰を繰りかえしていて限界を感じていました。

寝返りもうてない痛みでした。

 

一時は「生きてるだけでつらく、死んだ方が楽とまで思いつめていた」そうです。

その後大学病院で受診をし、脊柱管狭窄症と診断されました。

高齢者に多いこの病気、彼女は20代でした。

 

手術が必要ですがこの手術を受けて復帰した選手がいなかったから怖くて決断できなかった

そうですが2008年手術を受けました。まだ24歳でした。

その後半年リハビリの末2009年プレミアリーグで復帰されました。

高齢者に多い病気ですがこんなに若くても発症される方もいるんですね。

 

そんな状況でも復帰を目指して実現された大山さん、これから陰ながら応援したいと思います!

 

 

蝶野正洋さん

 

プロレスラーの蝶野正洋さんは最近のお話です。脊柱管狭窄症で2021年12月3日に手術、

14日に退院されました。

片足がしびれる等の症状で一時期杖をついていましたが、痛みがひどくて動けなくなり、

杖は2本となり、移動するのが苦になりました。

空港では移動距離があるので車いすでの移動でした。

現在は術後歩行できない状態だそうです。二本立ちできても一歩が踏み出せないとのこと。

医師から歩行できるのに1~2ケ月かかると言われているそうです。

 

この5人の方々の中では一番最近に患われた蝶野正洋さん。あんな屈強な男性でも

脊柱管狭窄症になるとこんなにも歩行できない状態になるんですね。

 

 

5人に共通するのが、足に力が入らなくなったりしびれがあって生活に支障をきたし

症状が重く手術されていますね。

 

この後の記事で脊柱管狭窄症にならないような予防法や悪化防止法をご紹介しますので

参考にしてみください。

 

 

 

今からできる脊柱管狭窄症の予防法4つ

脊柱管狭窄症にならないように今からできる予防法をご紹介いたします。

既に発症されている方は少しでも悪化防止に努めましょう。

痛いのに無理すると逆効果の場合がありますので、無理しない程度にやってみましょう!

 

 

 

 

・同じ姿勢を続けないで動かす

長時間のデスクワークや運転など同じ姿勢で腰に負担がかかった状態が続くのは背骨や椎間板に良くありません。

姿勢は神経の圧迫と関係があります。

仕事上仕方ない場合は1時間に1回は立って動くなど背骨を柔軟にする為の予防に努めましょう。

脊柱管狭窄症はもちろん腰痛全般に言えることですので是非心がけてみて下さい。

 

 

 

・重いものを持ち上げない

重い荷物などを持ち上げると腰に負担がかかります。重いものを持つ時はなるべく体の近くで

持って、重心を下に低くして体はそらさないように気をつけましょう。

荷物を持った状態になったらなるべく腰のひねりが少なくなる状態にして下さい。

 

 

 

・適正体重コントロール

肥満だと腰椎や他の腰周辺の臓器にも負担がかかります。

体重をコントロールすることで腰への負担が軽減される場合がありますので、適正体重以上の方

は減量を試みて下さい。

 

具体的には

・食生活を見直す(3食バランスよく、間食や夜食について)

・アルコール摂取を見直す(適量を取っているか。ビールなら500㎖1本程度)

・運動習慣の見直し(運動は日常的にしているのか)

・生活強度を上げる(散歩や歩くことの強度を上げる)

まずはこの4つを見直す事から始めて、具体的に運動を始めるとか、夜食をやめるなど

少しずつ行動してみください。

腰部脊柱管狭窄症や他の腰痛が楽になるかもしれません。

 

 

・運動やストレッチなど

普段から運動されている方は良いですが、運動が足りてない方はせめて自転車に乗りましょう。

ジムでもエアロバイクがありますが自転車をお持ちであれば積極的に乗ってください。

自転車をこぐのは腰がちょうどよく曲がり症状が出にくい姿勢で運動も兼ねます。

敢えて遠くに自転車で行ってみたり、買い物は自転車でというようになるべく自転車を使ってみましょう!

 

 

 

自転車もない、ジムに行くのはお金かかるとい方におススメなのがスクワットです。

一日安静にしていると筋力は0.5%低下するそうです。

筋力低下は脊柱管狭窄症の痛みや悪化の要因となりますので自宅で簡単にできるスクワットがおすすめです。

 

スクワットのやり方

①両足を肩幅に開きつま先は少し外側向きにする。

②ひざをゆっくり曲げてしゃがむ姿勢にしていきます。

③本当にしゃがむ体制になる前に一気にたちあがります。

これを8~10回程度繰り返します。

 

 

 

まとめ

今回は脊柱管狭窄症になった芸能人の方々についてと今からできる予防法4つをご紹介しました。

 

・脊柱管狭窄症とはどんな病気か?→脊柱管が狭くなることによる様々な症状
・脊柱管狭窄症の原因と症状→加齢によるものなどご紹介しました
・脊柱管狭窄症を患った5人の芸能人→5人の方々の体験をご紹介しました
・今からできる脊柱管狭窄症の予防法4つ→予防法4つご紹介しました

 

華やかな世界の芸能人の方々(スポーツ選手含む)の生々しい腰部脊柱管狭窄症の体験談を知ると改めて今からでも予防したいですよね。

この記事にある4つの予防法をチェックして今からできる事をやって腰痛予防しましょう!