脊柱管狭窄症とは?首の場合の症状や原因と日常ケアのポイント4つ!

 

この記事を読めば脊柱管狭窄症の首の場合の症状とケアについて分かります。

 

脊柱管狭窄症とは?

 

背骨の中には神経が行き来している脊髄が通っています。

その脊髄が通ってる骨のトンネルのような通り道を脊柱管(せきちゅうかん)と言います。

 

その脊柱管が何らかの原因で狭くなってしまい神経や脊髄、血管を圧迫することを脊柱管狭窄症

(せきちゅうかんきょうさくしょう)と言います。

 

脊柱管狭窄症は起こる部位によって診断名があります。

 

首・・・頸部脊柱管狭窄症(けいぶせきちゅうかんきょうさくしょう)

背中・・・胸部脊柱管狭窄症(きょうぶせきちゅうかんきょうさくしょう)

腰・・・腰部脊柱管凶作所(ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう)

 

 

脊柱管狭窄症の首の場合の症状

脊柱管狭窄症が首の部分で起きるのが頸部脊柱管狭窄症(けいぶせきちゅうかんきょう

さくしょう)と言います。

 

腰や胸の部分で受ける神経とは別な部位で起きるので起きる症状に違いがあります。

今回この記事では首の場合の脊柱管狭窄症について解説していきます。

 

頸部脊柱管狭窄症になるとこのような症状が多く見られます。

・握力低下

・肩から手首までの痛みやしびれ

・めまい

・両手の動かしずらさ

・肩や首の極端な筋肉のコリ

・ボタンがかけずらさ

・箸の使用が困難

・字がうまく書けない

このように主に上半身におきることが多くみられます。

 

頸部脊柱管狭窄症は少しずつ首や上半身に現れる為その病気に気づかない方も多いとも言われて

います。

 

また、比較的若い方であれば症状の異変に気づきやすいのですが、高齢者だと症状に気づかない

事もあります。

 

 

脊柱管狭窄症の首の場合の原因

頸部脊柱管狭窄症は次のような原因が考えられます。

・加齢によるもの

・運動や事故等で首に強い衝撃を受けた場合

・首への負担が強い姿勢を長時間続けている

その中でも筋力が低下し骨が変形しやすい加齢による骨の老化が原因で起こるものが圧倒的に多いです。

 

誰でもそうですが背骨は常に重力の影響があるため、年齢を重ねるとともに傷んでしまいます。

背骨の老化により変形はするのですが、この変形が極端に強いと病気になります。

 

 

 

脊柱管狭窄症の日常ケアのポイント4つ

 

首と限らず腰や胸の場合でも脊柱管狭窄は日常生活の中でのクセや習慣が原因となっている事が多いです。

 

日常的にケアする事で予防や悪化防止できるのでポイントを4つご紹介します。

 

1,姿勢に気をつける

 

首まわりの冷えも痛みを感じやすくなるのでマフラーやストールで首まわりは温めておくのも良いでしょう。

 

 

スマートフォンやパソコンを長時間見るなどの同じ姿勢をとるのも首に良くないので

デスクワークの方は姿勢を定期的に変える事をこころがけると良いですね。

 

姿勢が悪いと首はもちろん背中や腰にも負担がかかりますし、男性女性問わず姿勢が悪いと

見た目も良くないですよね。

 

姿勢が良いことは体の為にはもちろん、人からの印象も良くなるので心がけると一石二鳥

じゃないでしょうか!?

 

 

 

2,運動(ストレッチ)をする

 

頸部脊柱管狭窄症は首を後ろにそらせる姿勢を取ると悪化します。

首を前後左右に極端な負担がかからないようにゆっくり動かすと首のストレッチになり予防運動になります。

血流を促し首のコリや筋肉のこわばりなどが一時的ですが解消されます。

 

 

痛みを感じた場合は無理せず、痛くない状態で動かせる範囲で行ってください。

強い動きは危険ですので軽いストレッチにしておきましょう。

 

 

ボキッやコキッなど音を鳴らせるものはスッキリした気分になるかもしれませんが、

病状が悪化する可能性があるので注意が必要です。

といっておきながら私も無意識にボキボキ鳴らしているので注意していこうと思います。

 

 

 

3、食事に気をつける

骨を強くする食事を心がけて骨を強くしましょう!

良質のたんぱく質とビタミン・ミネラル・そしてカルシウム!

簡単に摂るべき、控えるべき食品をご紹介します。

 

 

 

・骨を強くする為に積極的に摂った方が良い食品

乳製品、いわしの丸干し、干ししいたけ、鮭、納豆、小松菜、玄米、アーモンドなど

 

 

 

・控えた方が良い食品

加工食品やインスタント食品、スナック菓子、アルコールの過度な摂取、塩分の多いもの

 

 

 

私は牛乳やヨーグルト、チーズって美味しくて大好なので毎日取っている食品です!

ただ、私の場合は乳製品を摂りすぎている可能性がありますので、体に良くても過度な摂取は

栄養が偏ってしまうので、私も皆さんもバランス良くをこころがけましょう!

 

 

 

4、枕に気を付ける

 

今枕が合った高さでしょうか?

枕が適切に合った高さでないと姿勢が悪くなったり首に負担がかかるので枕の高さは大切です。

症状が人によって違うので一概にはこの高さと言えませんが適切な高さの目安をご紹介します。

 

・首が反った状態にならないか

頸椎の脊柱管狭窄症の方は首が反りすぎると悪化につながりますので首が反り過ぎないように調節しましょう。
・あごが引きすぎた状態にならないか

枕が高すぎるとあごが引きすぎた状態だとストレートネックの状態をとり自然に曲がっている骨が無理やり伸ばされた状態になります。適度にあごが引けた状態になるように調節しましょう。
・やわらかすぎないか

柔らかすぎる枕は頭が沈み込んでしまい首や体がバランスを取ろうとして姿勢が悪くなります。枕には適度な硬さが必要です。

 

 

確かに硬いまくら、柔らかすぎるまくら、で寝心地全然違いますよね。

私も睡眠時間が十分なのに朝起きたら首と肩が痛くて逆に凝っている時が何度かあります。

睡眠十分で体が疲れてるのはおそらく枕があってなかったのですね。

私の会社の方が先日「オーダー枕作ってから疲れが取れるようになったのでおすすめだよ!」

と言ってました。

凄く気になるので、私も自分の頭や骨格にあったオーダー枕を買って試してみようと思います!

 

 

まとめ

 

脊柱管狭窄症とは?→脊柱管が狭くなる事によっておこる様々な症状

脊柱管狭窄症の首の場合の症状→上半身に症状がでることが特徴

脊柱管狭窄症の首の場合の原因→加齢や運動・事故などが挙げられます

脊柱管狭窄症の日常ケアのポイント4つ→日常できるケア4つ紹介しました

 

脊柱管狭窄症は発症すると治りにくい病気なので日常的にケアをしてなるべく発症しないように

気をつけましょう!