脊柱管狭窄症椅子の正しい座り方やおすすめ6選!注意点3つ紹介

脊柱管狭窄症は発症すると、痛みとしびれが現れます。

高齢者だけでなく、最近では若い方も悩まされる方もいます。

またこのご時世で、在宅ワークやリモートワークをして、椅子に座り長時間の作業をしている方もいるでしょう。

正しい座り方をすることで、脊柱管狭窄症の予防と改善にも繋がります。

この記事では正しい座り方を紹介していきます。

脊柱管狭窄症予防の正しい2つの座り方

座り方のポイントですが、「骨盤を立てること」が重要です。

骨盤を立てて座るためには、股関節を曲げず、左右均等に体重をかけ、前後に傾かないように気を付けつつ注意して座るのが大切です。

正しい椅子の座り方

1.まずは椅子の高さを自分に合わせます。
2.股関節と膝を九十度に曲げたまま座った時、足が浮かず足裏がちゃんと床につけます。
3.座る際は必ず深く腰を掛け、背もたれに軽く背中を預けます。

ポイント
浅く座ると腰が反りますし、背もたれを使用しないと猫背になりやすく、腰に負担がかかります。

そして、座る際は足は決して組まないようにしてください、足を組むことで骨盤を歪ませたり、お尻の筋肉をこわばらせかねないので、気を付けてください。

正しい床の座り方


床に座る時に、腰に負担をかけないのは正座です。

1.左右のひざ頭とふくらはぎを出来るだけくっ付けひざ立ちにします。左右のかかとを重ねず、くっつけたまま足の指を立てつつ腰を下ろします。
体重を左右の足の甲に均等にかけ、関節をちゃんと伸ばして正座をします。
2.お尻のくぼみに左右を重ねず足のかかとをはめ込みます。そのままの姿勢を伸ばした正座の状態で三十秒を保ちます。
3.終わった所でゆっくりお尻を持ち上げひざ立ちになります。片足から立て、静かに立ち上がり、背骨が自然なS字カーブを描くことを想像します。

ポイント
かかとを重ねずにくっつけること、そして関節をしっかりと伸ばすことを心がけて下さい。

腰の負担にならない椅子の選び方と6つの椅子

椅子に座り長い時間作業をしていると、姿勢が乱れることは少なくありません。
そこで腰への負担を軽減するオフィスチェアを使用することで、正しい姿勢を保つことができます。

1.腰当てがついている
腰当ては猫背を予防し、背骨のS字カーブを保ちます。
オフィスチェアの中には腰当ての取り外しができるものがあります。
腰当て付きのオフィスチェアを選ぶことが、背骨のS字カーブを保ち、腰への負担を減らし、快適に仕事をすることができます。

2.ランバーサポート機能がついている
ランバーサポート機能は背もたれ部分の中部をカーブさせ、背骨を自然にS字カーブをすることで、骨盤が立ち腰への負担を減らすことができます。

3.ヘッドレストがついている
ヘッドレストは頭を支え、頭の重さを分散させられる機能です。
頭を正しい位置に固定することで、姿勢の乱れを予防し、腰への負担を減らすことができます。

 

腰への負担がかからない 6の椅子

1.オフィスチェア リクライニング メッシュ

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背もたれは全身を支えるためのハイバック仕様となっています。

腰の部分に丸みを持たせており、体にフィットしやすい構造となっています。

またメッシュ生地は風が通り、水分が滞留することを防ぐので、長時間でも快適に過ごせます。

2.タンスのゲン オフィスチェア

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極厚ランバーサポートは腰をサポートします。
背中のS字に合わせてカーブを描く背もたれには腰をサポートし、腰を支え正しい座り姿勢になることで疲れを減らします。
また使用する人に合わせ、高さも変更できます。

3.Hbada 人間工学 オフィスチェア デスクチェア

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エルゴエアーは腰部分のフィット感とサポートを重点を置き、高弾力の通気性に優れたメッシュ素材と各部の調整機能により様々な姿勢や条件に合わせて調整できます。
長時間座っても疲れにくい自然な着座姿勢を実現します。
「自然と姿勢を保ってくれるので作業に集中しやすい」
「頑丈で座り心地が良い」
という利用者の声があります。

4.1億円座椅子

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クッションは全面低反発ウレタンで出来ているので体にフィットします。
絶妙な弾力なのでリラックス出来る座椅子です。
「座り心地が良く、起きていても体の負担にならない」
「体を預ける安心感がある」
という利用者の声があります。

5.MTG ボディメイクシート

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座るだけで姿勢をサポートし、座るだけで美姿勢へと導きます。
腰への負担を減らすだけでなく、綺麗なボディラインを目指すことができます。
「使用したら腰痛がなくなった」
「姿勢が良くなった」
という利用者の声があります。

6.背筋がGUUUN美姿勢座椅子リッチ

色んな体勢でリラックスしつつも、姿勢を良くしたいという方にはお勧めです。
この椅子はどんな体勢でも綺麗な背筋を保ってくれます。
背筋と骨盤がすっぽりと設計なので、長時間座っていても美しい姿勢を保ちます。

やってはいけない3つの座り方

1.椅子やソファーに浅く腰を掛け、背もたれに強く背中をもたれさせる

骨盤が大きく後ろに傾いてしまい、背骨の自然なカーブが無くなることで、腰への負担が大きくなってしまいます。

2.気づくと猫背になっている
猫背は、腰に負担がかかる姿勢の一つとなっています。特に脊柱管狭窄症の方は腰を反らせる動作が大変で、少し前屈みになった方が、痛みが和らぐ傾向があります。
しかし猫背の状態で長時間過ごすのは腰に良い影響はありません。

3.柔らかい座面やフカフカなソファーなどを使用している
座目の柔らかさが過ぎると、腰が深く沈んでしまい、上半身が不安定になるため、腰への負担が余計にかかります。

上記の座り方は脊柱管狭窄症や腰痛を引き起こす原因となります。

無意識のうちにやる可能性があるので気を付けたいですね。

まとめ

1.脊柱管狭窄症予防の正しい2つの座り方
2.腰の負担にならない椅子の選び方と6つの椅子
3.やってはいけない3つの座り方

脊柱管狭窄症でも、座り方に注意したり、対応した椅子に座ることで、症状の予防にもなったり軽減できたりします。

なのでできる範囲でも取り入れていってはいかがでしょうか。
ただし、症状が改善しない及び悪化するなら速やかに医療機関に相談することを勧めます。