脊柱管狭窄症 お風呂

脊柱管狭窄症 お風呂

 

年が明けて寒い日がまだまだ続きますが、中には、お風呂に入るのが億劫な方もいらっしゃるのではないでしょうか?

『入れば温まるのは分かるけど…入るまでが寒い!』『入浴は好きだけど、めんどくさいな』など気持ちは様々だと思います。

しかし、脊柱管狭窄症の症状にお風呂が良いと知ってましたか⁉

そこで今回は、脊柱管狭窄症に何故お風呂が良いのか詳しく説明していきたいと思います。

 

脊椎管狭窄症の人に大事な事は温める事!?

 

まず腰痛持ちの方に特にお伝えしたいのですが、ケガなどの突発的な腰の痛み以外は、積極的に入浴する事をおすすめしたいです。

脊柱管狭窄症の人は慢性的に腰に負担が掛り、そのせいで筋肉も硬くなり血流も悪くなるのです。

入浴は全身を温めることによって、筋肉も温めます。肩や背中の筋肉も温まる事により血流が良くなり、脊柱管狭窄症の症状を和らげてくれる効果があります。

また、脊柱管狭窄症の大敵は冷えです。冷えがあると痛みや痺れの原因になるからです。お湯に体をしっかり浸かり腰部を温めると、症状の改善につながります。

是非、習慣化してみて下さい‼

おすすめ入浴方法3選を紹介

 

先にもお伝えした通り、体を温める事で筋肉が温まり血流を良くして痛みが改善される事があります。

普段の生活に簡単に全身を温めれる方法は、お風呂ですよね。脊柱管狭窄症に限らず、冷えは体のあらゆる不調の原因ともなりますので、シャワー浴で済ませるのでなくゆっくり湯舟に浸かって全身を温める事をおすすめします。

そこで、おすすめな入浴方法を3つ紹介したいと思います。

  • お風呂の温度

お風呂の温度ですがご自身が気持ちが良い温度で設定しましょう。体を温める事が目的なので、ゆっくり長く浸かれる温度設定をしていきましょう。

  • 血行を促進してくれる入浴剤

筋肉の強張りや緊張、血行を促進してくれ、倦怠感などにも効果的とされています。また、香りも重要なポイントでラベンダーや柑橘系の匂いなど、今は様々な匂いの入浴剤がありリラックス効果が期待できます。私のおすすめはゆずの香りです。冬至のにゆず風呂に入る風習がありますが、体も温めてくれていい匂いがしますのでおすすめです‼

  • 入浴イスの使用で入浴が簡単

メーカーによってはシャワーチェアーやシャワーベンチとも呼びます。入浴イスは基本的には体を洗う時などに使用しますが、浴槽内にセットする事で、簡単に腰を下ろす事が可能になります。

また、立ち座りが楽になるだけでなく姿勢も保持してくれます。

 

入浴の前に試して欲しいおすすめアイテムは冬に定番のアレ‼


 

脊柱管狭窄症の人に試して欲しいのは、入浴前に湯たんぽで体を温めるという事です。これは、季節関係なく1日に何度も行う事をおすすめしたいのですが、特に入浴前が効果的なのです‼

湯たんぽで体を温めてから入浴すると、お風呂から出た後も継続的に体がポカポカと温かい状態が続き湯冷めがしずらいです。

また、湯たんぽを使用することにより血管が開いて血流が増加し、たまっていた疲労物質が流されて痛みが緩和されます。自律神経のバランスも整うので大変おすすめです。

効果的な湯たんぽの使い方

  1. 大き目な湯たんぽを用意してください
  2. タオルを巻きましょう
  3. おなか→太もも(前面)→お尻→二の腕(力こぶの裏側)の順で「もう少しで汗が出そう」というタイミングで順番に湯たんぽを移動させる
  4. 1日に何度も行ってもいい
  5. 入浴前がより効果的

筋肉の量が多い所を温めることにより、血管が開いて血流が改善します。是非、試してみて下さい。

 

入浴後におすすめ簡単ストレッチを3つご紹介

 

ストレッチはゆっくりとした動作で、強い痛みを感じない程度に行って下さい。筋肉が伸びる気持ち良さを感じる程度が丁度良いとされています。

呼吸を止めずに、息を吐きながら伸ばし、吸いながら元の姿勢に戻ってくることが基本です。腹式呼吸を意識していきましょう。

また、入浴後の体が温まった時が最も効果的です‼

ストレッチ1 両膝抱え体操

①仰向けに寝て両膝を抱えます。

②首を持ち上げておへそを覗き込むと背筋を伸ばすストレッチにもなります。

③その状態のまましばらくキープします。10回程めどに行いましょう。

ストレッチ2 片膝抱え体操

①仰向けに寝て片膝を両手に抱えます。

②膝を胸に近づけて、その状態で姿勢をキープします。

③10回程めどに行いましょう。片足も同様です。

ストレッチ3 ひれ伏した移送

①正座をして上半身を前に倒し、肩幅に開いた両腕を前に伸ばします。

②ポイントは、肩の部分は床に押し付けるイメージで、手はなるべく前に伸ばすことを意識します。また、腰は後ろから引っ張られるイメージで行って下さい。腰はしっかり落としてお尻が浮かないようにしましょう。

③10回程をめどに行いましょう。

 

どのストレッチも、腹式呼吸を意識してご自身の出来る範囲から試してみて下さい。

まとめ

 

  • 脊柱管狭窄症の人に大事な事は温める事!?
  • おすすめ入浴方法3選を紹介
  • 入浴前に試して欲しいアイテムは冬に定番のアレ‼
  • 入浴後におすすめ簡単ストレッチを3つご紹介
  • まとめ

 

今回は、脊柱管狭窄症の人にお風呂に入ると何故良いのかをご紹介していきました。

じっくりとお湯で体を温める事によって、痛みの改善が期待できます。また、湯たんぽや入浴後のストレッチもおすすめですので是非試してみて下さいね‼

最後まで、読んでいただき誠にありがとうございます。