先日、整形外科で「腰部脊柱管狭窄症」と診断されたのですが、どうしたらいいでしょうか
まず腰部脊柱管狭窄症と診断された方は保存療法を勧められると思います。
保存療法ってどんなことをするんでしょうか?
では今回は腰部脊柱管狭窄症の方にはどのような治療が効果的なのかご説明していきますね!
腰部脊柱管狭窄症の方に勧められる5つの治療法
整形外科のレントゲンなどで腰部脊柱管の狭窄が認められた方には保存療法での治療が進められていきます。
保存療法とは手術を行わない治療のことを指し、症状の軽い方や手術を望まない方に行われます。
保存療法にはどんなものがあるのかご紹介しましょう
保存療法には主に以下の5通りあります。
- 投薬・・・痛み止めや血行促進薬の使用
- 注射・・・抗炎症剤や局所麻酔剤を注入
- 理学・・・腰椎の牽引や局所の温めなど
- 運動・・・ストレッチやマッサージなど
- 装具・・・コルセットの装着
投薬療法・注射療法
投薬や注射などは医療行為となるため医師のいる整形外科でしか受けることができません。
でも実はこれらは一時的な鎮痛効果はあるものの、脊柱管を広げるという根本原因を取り除くことができないため治療効果は限定的となります。
理学療法
牽引装置による牽引は整形外科だけでなく、接骨院などでも受けられることもあります。
しかし、機械で腰椎を牽引するのは強さ・スピード・角度などを調整することが難しく柔道整復師による施術のように患者様一人一人に合わせることは難しいと言われています。
そのため、牽引による治療効果を疑問視する声も最近ではよく聞かれるようになりました。
局所を温めるには使い捨てカイロがおススメです。
患部を温めることで血流を促進して痛みを抑えることができます。
使い捨てカイロの活用法はこちら↓を参考にしてください。
腰部脊柱管狭窄症の改善には使い捨てカイロ!上手な活用術を紹介! – 船橋二和向台にある脊柱管狭窄症に特化した接骨院・あかり接骨院 (akarisekkotsuin.net)
運動療法
ご紹介している5つの保存療法のうち運動療法が唯一脊柱管を広げるという治療効果があるといわれています。
また、腰部脊柱管狭窄症に効くストレッチは難しいものはありません。
なのでご自宅でご自分のペースに合わせて取り組めるのも実践しやすいですよね。
正しい知識を持って適切な運動を取り入れてみましょう。
脊柱管狭窄症に効くストレッチについてはこちらの記事でご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
脊柱管狭窄症の原因をたった20秒でやつけるストレッチ法! – 船橋二和向台にある脊柱管狭窄症に特化した接骨院・あかり接骨院 (akarisekkotsuin.net)
私が動画でも説明しています!
見てみてください!
装具療法
コルセットは腰痛の人はよく着けているというイメージがあるかと思いますが、実は痛みが急性的なものである場合にのみ効果的です。
それ以外ではコルセットを常用することはおススメしていません。
なぜならコルセットで腰回りを押さえつけると正しい姿勢を維持できるので一時的には痛みを緩和することができますが、コルセットを使い続けることで必要な筋肉の衰えなども招いてしまう可能性もあるからです。
そのため使用には注意が必要なのです。
いかがですか?
保存療法についてご理解いただけましたか?
はい!わかりました!
でも効果が限定的だったり、コルセットの使用に注意が必要なら、最初から運動療法だけやっていた方がいいんでしょう?
では次は、コルセットの装着などはどのように活用すべきなのかご説明しましょう!
装具療法で気を付けるべきことは?
上述したようにコルセットの装着をおススメできるのは痛みの急性期のみです。
なんで急性期のみなのですか?
コルセットの着用で痛みがなくなるのなら普段から着用していた方が楽なのでは?
そう楽なんです。でも実はそれが問題なのです!
コルセットの本来の目的は骨盤や腰回りを固定するものです。
固定しなければいけない時とはどういう時でしょうか?
例えば骨折・術後・産後など骨が不安定な状態で、骨を正しい位置で固定して回復を待つときには必要になります。
では腰部脊柱管狭窄症の場合、腰回りを固定する必要があるのはどんな時でしょうか?
それは、痛みが強くて動くことが困難で生活に支障が出る場合や、痛みがあるけれどどうしても力仕事をしなければいけない場合など一時的に痛みを軽減させる役割として使用する程度に限られます。
「コルセットを付けている時は痛みを感じにくくて楽に動けるようになるから」と言ってコルセットを常用してしまうと、本来姿勢維持に使用してきた筋肉を使わなくなってしまい筋力低下を招く危険性もあります。
そもそも腰部脊柱管狭窄症では脊柱管の中を通る神経が圧迫されることで腰の痛みや下肢のしびれなどが生じる病気です。
この時に腰を固定しても何も治療的効果はないのです。
それどころか、筋力が低下してしまい余計に姿勢が悪くなることで腰部脊柱管狭窄症が悪化する恐れすらあります。
腰部脊柱管狭窄症で必要なことは狭くなってしまった脊柱管を広げて神経の圧迫を取り除くこと。
それはコルセットを巻くことでは解決できないのです。
これについてはこちら↓の動画でも解説していますので参考にしてください。
腰部脊柱管狭窄症に最適な施術は?
腰部脊柱管狭窄症にとって投薬・注射・コルセットの効果は限定的ということがよくわかりました。
でも、そしたら私はどこで治したらいいのでしょうか?
そんな時こそ接骨院での施術をためしてみてませんか?
接骨院では整形外科の様に投薬や注射による治療は行いません。
薬に頼った治療ではなく、痛みやしびれを感じてしまう根本的な理由にアプローチした施術を行います。
腰部脊柱管狭窄症の原因に多い反り腰などは骨格矯正をすることで改善されていきます。
事実、整形外科では手術を勧められるようなレベルの腰部脊柱管狭窄症でも接骨院の施術で改善されていった例はたくさんあります。
詳しい施術方法はこちら↓を参考にしてみてください。
腰が痛い患者さん年間1000人以上にしている当院の施術方法! – 船橋二和向台にある脊柱管狭窄症に特化した接骨院・あかり接骨院 (akarisekkotsuin.net)
まとめ
・腰部脊柱管狭窄症の方に勧められる5つの治療法
- 投薬療法
- 注射療法
- 理学療法
- 運動療法
- 装具療法
・装具療法で気を付けるべきことは?
・腰部脊柱管狭窄症に最適な施術は?
いかがでしたか?腰部脊柱管狭窄症に対する施術方法はご理解いただけましたか?
はい!ありがとうございます。
さっそく接骨院での施術を受けてみたいと思います。