この記事を読めば、腰椎の椎間板ヘルニアとは何なのか?原因や症状について6つの疑問と解説で理解できるようになります。
疑問1:腰椎の椎間板ヘルニアとはどんな症状?
椎間板は、水分含んだゼリー状の部分で、腰椎にかかる力を分散し衝撃吸収するクッションのような役割をしています。
そのクッションが何らかの腰の負担が原因で変形し、そのせいで周辺の臓器などが変形したクッションに押し出され
神経を圧迫するため、腰に痛みが生じます。この状態をそのままにしておくと、どんどん臓器が押し出されて痛みやしびれが強くなっていきます。
圧迫する神経により症状の重さが異なってきますが、あまりに酷い場合手術をする事もあります。
腰椎の椎間板ヘルニアは、高齢者より比較的若い男性に多い病気だと言われています。
前かがみになったり中腰の姿勢を長時間続けたり、重たいものを持ち上げたりした時に発症する危険性があります。
疑問2:腰椎の椎間板ヘルニアの原因は?
若い方は激しい運動で椎間板が傷ついて腰椎ヘルニアになる事が多く、
高齢者は加齢による椎間板の老化で、デスクワークや日常生活で腰を丸くする姿勢などが椎間板に負担がかかり腰椎ヘルニアになる事が多いです。
という事は、生活習慣によってからだの歪みが蓄積されて起こってしまうことが多い病状でもあります。
腰椎の椎間板ヘルニアは男性が女性の2倍の確立で発症、更に男性の中でもドライバーや重いものを扱う職業の方はそうじゃない職業の方
の3倍腰椎の椎間板ヘルニアになりやすいといわれています。
疑問3:腰椎の椎間板ヘルニア予備軍?チェックしよう!
あなたは腰椎椎間板ヘルニアなのか予備軍なのかこんな症状がないかチェックしてみましょう!
- ギックリ腰を何回か経験している
- 排泄障害
- 寝返りがつらい
- 前かがみの姿勢で腰痛や下肢の痛みがある(歯磨き時など)
- 長時間立っていられない・長時間座っていられない
- 下半身の感覚がにぶい
- お尻のまわりにしびれがある
- 足の裏側にしびれがある
- 腰を曲げると足がしびれる
- つま先立ちがしにくくなった
※あくまでセルフチェックの参考にしてください。
※心配な症状があれば医療機関を受診してください。
疑問4:腰椎の腰椎の椎間板ヘルニアになったら困る事は?
私自身はギックリ腰の経験はありますが、腰椎の椎間板ヘルニアにはなった事がないのですが、
私の周りには腰椎ヘルニアになって環境が変わってしまい大変だった経験者がいます。
友人A子の彼氏
物流倉庫の荷物の荷下ろしをしていたが腰椎のへルニアが原因で腰に負担のない仕事に転職
同じ英会話スクールのB君
腰椎のヘルニアがあるので運送会社のドライバーから内勤になった
知人Ⅽ君
中腰や重たい部品を持ったりする整備士だったが腰椎ヘルニアで転職した
上記3名が腰椎の椎間板ヘルニアになった話は何年も前に聞いたものですが、正直その時私はピンときていませんでした。
こんなに大変な症状だと当時知らなかったのです。今回腰椎のヘルニアがこんなにも辛い症状だと知って
あの時話をしてくれた友人知人たち、「あの時は大変だったねえ!!」と今更ですが心から言ってあげたいです。
そしてもし私自身が腰椎の椎間板ヘルニアになってしまった場合どんな不便があるのか考えてみました。
寝られない・・・人によっては人によっては痛くて寝られない場合もあるそうです。肉体的・精神的に良くありません。寝られないほどの痛みって想像を絶しますね。
仕事・・・・・・私の知人友人の話などから仕事まで変えなくてはいけない場合もあります。
仕事が変わるって結構勇気が入りますよね。腰椎ヘルニアで転職を余技なくされるって私はつらいなあ。
排便・・・・・・トイレまで連れて行ってもらえたとしても、腰椎ヘルニアって排便の際の力みが困難になるので、
自力で排便が大変なんですって。これ自分だったらホントに大変です。
薬や注射・・・・薬や注射で痛みを抑える方法もありますが、副作用の心配、薬や注射を何度も続ける事に私は抵抗があります。
手術・・・・・・腰椎ヘルニア他、腰にかかる手術って難しいと言われています。手術をしても必ず治るものでもありません。
麻酔して、切って、入院して治らない事もあるって精神的にも負担がかかりますよね。
お金と体のリスクをかけても腰にかかる手術は厳しいのが現状です。
自分が腰椎椎間板ヘルニアを患ってしまった事を考えただけでも大変な事です。
疑問5:腰椎の椎間板ヘルニアは予防できる?
生活習慣の乱れによるものが多いので予防対策をご紹介します。
・姿勢
長時間のデスクワーク・スマホや携帯の長時間操作を控える。前かがみになる姿勢は椎間板によくありません。
30~40分に一回は立ったり歩いたり、ストレッチをしたり同じ姿勢を継続しないようにしましょう!
中腰や重たい荷物を持つのも控えましょう。
・運動
からだへの負担が大きい激しい運動は必要ありません。
無理のないストレッチ、ウォーキングなど継続できる運動を続ける事で椎間板ヘルニアは予防できます。
・ダイエット
肥満による体重の増加も腰への負担の原因となります。適正体重を保ちましょう。
疑問6:腰椎の椎間板ヘルニアになってしまったら?
腰椎の椎間板ヘルニアになってしまったら、レベルによって下記のような処置になるでしょう。
レベル1:安静にする→軽度であれば腰に無理な負担をかけない生活をします。
レベル2:薬物を処方→痛みの症状を抑える為の鎮痛剤などを処方してもらいます。
整骨院でストレッチなどリハビも行うのもよいでしょう。
レベル3:神経ブロック注射を打ってもらう→痛みを緩和する注射を打ってもらいます。薬物治療でも効果がない場合に注射となります。
レベル4:手術→あまりにも酷い場合手術です。入院期間もあり費用もかかります。
酷い場合は無理せず病院に行きましょう。
日頃から腰痛がある方は整体などで定期的にケアしておく事をおすすめします。
当院は腰痛に特化した接骨院です。
腰痛でお悩みの方是非お気軽にあかり接骨院をご利用ください。
https://akarisekkotsuin.net/chiryoumenyuryoukinn
まとめ
腰椎の椎間板ヘルニアについて6つの疑問を解説しました。
1 腰椎の椎間板ヘルニアとはどんな症状?
→椎間板の変形により神経を圧迫し様々な症状をおこすもの
2 腰椎の椎間板ヘルニアの原因は?
→体のゆがんだ姿勢から腰(椎間板)への負担が原因
3 腰椎の椎間板ヘルニア予備軍?チェックしよう!
→ギックリ腰を何度か経験・下半身のしびれ等でセルフチェック
4 腰椎の椎間板ヘルニアになったら困る事は?
→睡眠や排便障害・薬や注射・酷い時は手術になる場合もあります
5 腰椎の椎間板ヘルニアにならない予防法は?
→姿勢・運動・ダイエットなどで予防しましょう
6 腰椎の椎間板ヘルニアになってしまったら?
→酷い場合は我慢せず病院へいきましょう。腰痛持ちの方は日頃から整体などでケアしましょう。
腰椎の椎間板ヘルニアはなってしまうと厄介ですね。
普段から腰に負担のかからないようにマッサージや運動で予防しましょう!