腰部脊柱管狭窄症になって、入院・手術が必要になってしまったら大変ですよね。
手術費や入院費だけでも高額になるのに、その後の通院治療費などもバカになりません。
そんな時に大きな助けになるのが生命保険の給付金です。
加入する保険の種類によって違いはありますが、入院費や手術費だけでなく、病気によって仕事ができなくなったとき生活費の保障をしてくれるような保険もあり、病気を患っている人にとっては心強い存在となるでしょう。
しかし、給付申請してみると期待していたような給付が受けられないといったトラブルも少なくはありません。
そこで今回は実際にあった事例を基に、給付金を受け取れるシチュエーションと受け取れないシチュエーションをご紹介いたします
せっかく保険料を毎月支払っているのに、必要な給付を受けられないと悲しいですよね。
どんな時に給付を受け取れるのかきちんと把握しておきましょう。
腰部脊柱管狭窄症で給付金を受け取れるパターンと受け取れないパターン
給付金を受け取れるパターンと受け取れないパターンにはどんな差があるの?
給付金を受け取れるパターンと受け取れないパターンについて実際に起きた例で紹介しますね!
実例① 保険加入後に発症した腰部脊柱管狭窄症で手術
30歳の時に医療保険に加入。
60代になって腰部脊柱管狭窄症を発症の後、手術を行ったため、手術費・入院費の給付金を申請。
この場合給付金は受け取れます!
*解説*
保険契約後に発症した病気であれば給付対象となります。
実例② 保険契約前から患っていた腰部脊柱管狭窄症のことを告知して保険に加入し、その後手術
腰部脊柱管狭窄症の診断を受けたあとに生命保険への加入を決意。
契約時には正確に診断名や症状などを告知。
その後手術をすることになり、手術費・入院費の給付金を申請。
この場合給付金は条件により給付金の受け取りは可能!
*解説*
加入時点の告知により保険会社が腰部脊柱管狭窄症を患っていたことは承諾しているので給付金は支払われる可能性が高い。
しかし、契約時の条件によっては、契約開始日から入院までの期間が短ければ保険金が減額されるか、もしくは支払われない場合もあります。
実例③ 保険契約前から患っていた腰部脊柱管狭窄症のことは告知せずに保険に加入し、その後手術
保険契約以前から腰部脊柱管狭窄症と診断されていたが、軽症であったため告知せずに保険に加入。
契約後に症状が悪化し手術することになり、手術費・入院費の給付金を申請。
この場合給付金は受け取り不可!
*解説*
加入時点で腰部脊柱管狭窄症を患っていたことを告知しなかったことで告知義務違反となり給付金を受け取ることはできません。
また、それだけでなく契約解除となることもあるでしょう。
契約解除になった場合は解約返戻金も受け取れなくなります。
実例④ 保険加入前から腰部脊柱管狭窄症を患っていたが、保険加入後に関係のない別の病気で入院
保険加入前から腰部脊柱管狭窄症を患っていたので、正確に告知をして保険に加入。
契約後すぐにがんが見つかり手術を受けたので手術費・入院費の給付金を申請。
この場合給付金は受け取れます!
*解説*
手術を受けた病気はがんということで腰部脊柱管狭窄症とは関係がない為、加入後すぐでも給付金を受け取ることは可能になります。
腰部脊柱管狭窄症で生命保険で給付金を受け取るために守るべきことは?
ご紹介したように保険加入時の自身の状況と実際に保険金が必要になったときの状況などにより給付金が支払われる場合と支払われない場合があります。
実際に保険金が必要になったときに支払われないとなってしまうと大変ですよね。
そうならためにも加入時にかならず守るべきことがあります。
それは正確な告知です。
上述した実例③のように腰部脊柱管狭窄症の診断を受けてはいたけど軽症だから告知をしなかったことで必要な給付を受けられないといったトラブルは実はよくあるのです。
また、このように告知義務違反をしてしまうと、腰部脊柱管狭窄症以外の病気で保険金が必要になった場合でも契約解除される可能性が高くなります。
告知義務違反になってしまうケースとしては自己判断で告知しない場合や、保険会社の人や保険代理店の人に口頭で話しただけで告知書に記入しそびれたなど、いろいろなケースがあります。
しかしどのようなケースであっても告知をしなければ保険金が支払われないことがほとんどです。
せっかくケガや病気に備えて加入する保険なので、しっかりと正確に告知をして必要な時に必要な給付を受けられるようにしましょう!
保険加入の告知で注意すべきポイントについてはこちら↓を参考にしてください。
脊柱管狭窄症の人が保険に加入するときに告知すべき4つのポイント – 船橋二和向台にある脊柱管狭窄症に特化した接骨院・あかり接骨院 (akarisekkotsuin.net)
まとめ
・腰部脊柱管狭窄症で給付金を受け取れるパターンと受け取れないパターン
①保険加入後に発症した腰部脊柱管狭窄症で手術
②保険加入前から患っていた腰部脊柱管狭窄症を告知して保険に加入し、その後手術
③保険加入前から患っていた腰部脊柱管狭窄症を告知せずに保険に加入し、その後手術
④保険加入前から腰部脊柱管狭窄症を患っていたが、加入後に関係のない別の病気で入院
・給付金を受け取るために守るべきことは?