日本人は、腰痛を経験していることが多く、5人のうち4人にものぼると言われています。
ひどい場合には、腰椎椎間板ヘルニアになったりすることもあります。

腰椎椎間板ヘルニアの大きな原因の一つは、長時間座って前傾姿勢になっていることだということを知っていますか?

ここでは、腰椎椎間板ヘルニアの原因や特徴、そして改善法として、自宅で簡単にできる座り方やエクササイズをご紹介します。

この記事を読んで実践したら、ツライ腰椎椎間板ヘルニアの症状が改善されてラクになりますよ。

腰椎椎間板ヘルニアってどんな症状?

 

腰椎椎間板ヘルニアは、腰やお尻から足にかけて痛んだりしびれたりするのが主な症状です。
そんな腰椎椎間板ヘルニアには、急性型慢性型があります。

急性型とは、急に重い荷物を持ち上げたり、くしゃみなどの些細な動作でなるものです。痛みが激しく、動くこともできない状態になることもありますが、しばらくすると痛みが引いていきます。
しかし、それで病気が終わったというわけではなく、それを放っておくと慢性的になることがあり、これが慢性型と呼ばれるものです。

 

腰椎椎間板ヘルニアの病態

 

腰椎椎間板ヘルニアは、腰の骨と骨の間でクッションの役割をしている椎間板が、何らかの圧迫で椎間板が破れて中身が出る病気です。これが神経に触れることで腰から足に痛みやしびれが発生します。

腰椎椎間板ヘルニアの6つの原因

 

それでは、腰椎椎間板ヘルニアの原因とは何か、それは以下のつ6つが挙げられます。

 
  1. 長時間ずっと同じ姿勢でいることによる筋肉痛
  2. 腰椎椎間板の変形
  3. 事故やけがなど
  4. 内蔵の病気 によるもの
  5. ストレス
  6. 遺伝によるもの

 

事務作業などで、長時間椅子に座って同じ姿勢を取り続けることで、腰に負担がかかって筋肉痛を起こして腰椎椎間板ヘルニアになったり、重いものをもって、腰の椎間板が変形したりすることがあります。そして、事故やけがが原因で腰椎椎間板ヘルニアになることがあったり、また、脊髄に疾患がなくても、癌や胃潰瘍などの内臓の病気で腰痛が起こることがあります。

そして、仕事などでストレスを抱えていたりして神経が圧迫されることで、腰椎椎間板ヘルニアの症状が現れたりすることもあったり、また、遺伝によるものもあったりします。

 

腰部脊柱管狭窄症と腰椎椎間板ヘルニアの違い

腰椎椎間板ヘルニアと似たような症状で、腰部脊髄管狭窄症という病気があります。

この2つの違いは、前かがみの姿勢や椅子に座った時に痛みが和らぐのが、腰部脊髄管狭窄症で、前かがみになったり椅子に座ったりしたときに痛みがするのが、腰椎椎間板ヘルニアです。

 

座っているときには前傾姿勢に注意

 

椅子に座っているときに腰に負担がかかるのが、腰椎椎間板ヘルニアの症状の特徴なのですが、座っているときに注意してほしいのが、前傾姿勢にならないようにすることです。

座っているときに足を組んだり伸ばしたりするときに、私たちは前傾姿勢になりがちです。また、車の運転やパソコンを使っているときや、食事の時にも前傾姿勢になることが多く、それによって腰に負担がかかって筋肉痛の原因にもなります。

そしてその結果、筋力が低下し、靭帯が緊張したり緩んだりすることによって、腰椎前弯が失われていくことで、腰椎椎間板ヘルニアが悪化していきます。

普段から腰椎前弯を意識しよう

腰椎前弯とは、人間の身体を横から見たときに、腰椎のなだらかなカーブになっている状態のことを言います。

腰椎前弯の状態になっていることで、重いものを持ったときに支えになったり、腰に負担がかかるのを軽減する役目をします。

座っているときなどに少しくらい前かがみになるくらいでは、腰椎前弯は失われませんが、長時間、前かがみの姿勢でいることによって、くしゃみなどの些細な動作をしたときの拍子に、腰に負担がかかって、腰椎椎間板ヘルニアが発症することもあります。

また、それだけではなく、普段から椅子に座ることが多くて前傾姿勢の時間が長くなり、腰椎前弯が失われていくことによって、坐骨神経痛が発生する原因にもなります。

なので、腰椎椎間板ヘルニアを悪化させないためには、長時間の前傾姿勢に注意しながら、腰椎前弯を守ることが大切なのです。

 

坐骨神経痛の予防法は腰入れ座りが効果的

腰椎椎間板ヘルニアにならないためには腰椎前弯を保つことが大切と言ってきましたが、腰椎前弯を保つ姿勢をするには、腰入れ座りが効果的です。 腰入れ座りは、とても簡単にできます。 椅子に座ったり床に座ったりするときに、ヘソを前に出すようにします。 それだけで、自然に腰椎前弯を保つことができます。

腰椎椎間板ヘルニアの症状を改善するエクササイズ

腰椎椎間板ヘルニアの症状が出ている場合には、このエクササイズがおすすめです。
(ストレッチの実践法は2:00からです)

あぐらをかくようにして2つの足の裏をピタッとくっつける。
目線は斜め45度上にする。
両手の手のひらを上にして手を広げる。
腰骨を丸まらずに伸ばしたまま胸を前に突き出し10秒。
③④23セット行う。
股関節が硬い方は、お尻の下にタオルを敷いて座面を高くするとやりやすいです。

まとめ



ここまで下の7つのことをお話してきました。
 
  1. 腰椎椎間板ヘルニアってどんな症状?
  2. 腰椎椎間板ヘルニアの病態
  3. 腰椎椎間板ヘルニアの6つの原因
  4. 座っているときには前傾姿勢に注意!
  5. 普段から腰椎前弯を意識することが大切
  6. 坐骨神経痛の予防法は腰入れ座りが効果的
  7. 腰椎椎間板ヘルニアの症状を改善するエクササイズ

 

腰椎椎間板ヘルニアを予防するには、長時間の前傾姿勢に気を付けて、腰椎前弯を守ることが大切だということをお話してきました。

仕事などでどうしても腰に負担をかけてしまうこともあるかもしれませんが、ここで紹介した腰入れ座りや、エクササイズで腰を楽にしてあげましょう。