腰椎椎間板ヘルニアの再発率ってどれくらいなの?再手術が不安な方へ

 

院長の自己紹介
名前:石川明人(いしかわ あきと)43歳 資格:柔道整復師、健康雑誌に掲載された今話題のセラピスト。 専門:脊柱管狭窄症(実例:手術レベルの腰痛を手術無しで緩和100症例以上あり)。20歳から怪我のスペシャリストの接骨院で5年間丁稚奉公し、大きな骨折や脱臼を治してきた。その後整形外科に4年勤務。親指の難しい骨折を手術無しで完治(患者さんは美容師のため手術は絶対避けたかった)。喋りが大好きで、患者さんやセミナー参加者に身体の仕組みについて熱弁!趣味はスポーツ観戦。学生時代はバスケに燃える。ディズニーに子供と行くが楽しみ。⇨そんな僕が行っているぎっくり腰の施術と料金についてはこちらから見れます。
あかり

腰椎椎間板ヘルニアって、また再発する可能性があるって本当なんですか

 

あかりスタッフ

腰椎椎間板ヘルニアで手術を受けてよくなりはしても、再発することがあります。

腰椎椎間板ヘルニアはどのようにして再発するのかというところから、気になる再発率、そして再手術をするときにはどんなことになるのかというところまで、くわしく解説していきます。

腰椎椎間板ヘルニアとは

 

あかりスタッフ

腰椎椎間板ヘルニアとは、腰の部分の骨を腰椎というのですが、腰椎と腰椎の間に挟まれて、クッションのような役割をしている椎間板という組織に、何らかの原因で負荷がかかったことが原因で、腰やお尻から足まで痛みや痺れが発生する病気です。

腰椎椎間板ヘルニアについてもっと知りたい方はコチラへどうぞ

腰椎椎間板ヘルニアとはどんな症状?原因7つと治療法3つについて解説

 

気になる腰椎椎間板ヘルニアの再発について

 

腰椎椎間板ヘルニアでの手術が成功して、ヘルニアを良好に摘出したとしても、再発するリスクがあります。

あかりスタッフ

手術後数ヶ月以内に腰椎椎間板ヘルニアが再発したヘルニアは、初回の手術で脱出準備状態にあったヘルニアが残っていたことが原因と考えられます。

 

椎間板は、手術後も次第に変性したり分節化したり、ふわふわ浮いています。

 

その椎間板の非生理的な動きや過剰に負担が加わることで、椎間板の変性が進んで、それが腰椎椎間板ヘルニアの再発へと繋がっていきます。

 

また、腰椎椎間板ヘルニアが再発する人で多いのが、仕事や普段の日常で、腰に負担をかけることが多いことがあげられます。

 

腰椎椎間板ヘルニアの再発率はどれくらい?

 

あかり

腰椎椎間板ヘルニアの再発率はどれくらいなんですか?

あかりスタッフ

腰椎椎間板ヘルニアの手術後の患者さんの手術後5年後までの再発率は、4%から15%と言われています。

 

しかし、症状が再度出現して、画像検査で以前と同じ部分に腰椎椎間板ヘルニアが確認できたとしても、再手術までしない場合も多いので、このような症例も再発の分類に入れたとすると、実際の再発率はもう少し高いといえます。

 

腰椎椎間板ヘルニアが再発した場合でも、保存的治療を受けると効果も期待できますし。

 

再手術をする場合は、初回の手術よりも難しいものとなりますので、再手術を検討するなら、初回の手術の時以上に、慎重に行う必要があります。

 

腰椎椎間板ヘルニアの再手術って難しいの?

 

腰椎椎間板ヘルニアが再発すると、その多くは保存的治療で済ませることができます。

 

しかし、瘢痕組織によって神経組織が固定されて、ヘルニアから逃げ出すことができにくく、それによって痛みが強いといったことから、再手術をすることも多いです。

 

あかりスタッフ

初回手術後は、瘢痕組織という組織が一面を覆っていて、その中に神経が埋もれているので、神経を見つけ出すことがなかなか困難になります。

 

手術顕微鏡を使って、慎重に瘢痕組織に埋もれている神経を避けながら、再発した腰椎椎間板ヘルニアを取り出す技術力が必要です。

 

このような手術を安全に行うには、手術顕微鏡は必ず必要です。

 

明るく拡大して手術する部分を見やすくすることができれば、その手術自体は困難なものではないと言われています。

 

とはいえ、初回手術と比べると慎重にならないといけないため、約2倍の手術時間がかかります。

 

腰椎椎間板ヘルニアの再手術

 

腰椎椎間板ヘルニアが再発すると、その多くは保存的治療で済ませることができます。

 

しかし、瘢痕組織によって神経組織が固定されて、ヘルニアから逃げ出すことができにくく、それによって痛みが強いといったことから、再手術をすることも多いです。

 

腰椎椎間板ヘルニアの再手術にはPELD法


出典:あいちせぼね病院

 

先ほども述べましたが、腰椎椎間板ヘルニアの再手術は、やや困難です。

 

神経組織やヘルニアが瘢痕組織に埋まっていて、それを避けながら神経を探し出さなくてはいけないからです。

 

しかし、MED法やMD法で、1.6から1.8センチの皮膚切開で、ヘルニアを摘出することは充分可能です。

 

そして、腰椎椎間板ヘルニアの再手術には、PELD法が最も適しています。

 

PELD法は、側方から手術をするので、瘢痕組織に邪魔されることなくヘルニアを取り出すことができます。

 

腰椎椎間板が再発すると固定手術が必要な場合も

 

椎間板の変性が著しく、滑り、側弯、局所後弯などの不安定性がある場合や、初回の手術で椎間板を摘出した量が多い場合は、再発したヘルニアだけをとってもよくなく、固定することが必要です。

 

しかし、固定することは、最終的な判断により決定されます。

 

多少の不安定性がある場合は、体幹を鍛えるリハビリで回復をさせて、固定なしで手術に持ち込むことが多いです。

 

まとめ

 

ここまで次の7つのことについてお話ししてきました。

  1. 腰椎椎間板ヘルニアとは
  2. 気になる腰椎椎間板ヘルニアの再発について
  3. 腰椎椎間板ヘルニアの再発率はどれくらい?
  4. 腰椎椎間板ヘルニアの再手術って難しいの?
  5. 腰椎椎間板ヘルニアの再手術
  6. 腰椎椎間板ヘルニアの再手術にはPELD法
  7. 腰椎椎間板が再発すると固定手術が必要な場合も

 

腰椎椎間板ヘルニアは、手術をしても再発することもあり、再発した時の痛みはより激しいものであることがわかりました。

 

そして、腰椎椎間板ヘルニアの再手術も、初回よりも技術力がいりますが、優れた手術法も出てきています。

 

また、再発したからといっても、必ず再手術ということではなく、その多くは保存的治療で良くなることもありますので、あまりいたずらに不安にならず、医師を信頼してください。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー こんにちは、あかり接骨院院長の石川です。 僕について 少し自己紹介します。 僕は水戸黄門で有名な茨城県の水戸生まれです。 有名健康雑誌に掲載された今話題のセラピストです。 専門は脊柱管狭窄症(実例:手術レベルの腰痛を手術無しで緩和100症例以上あり)。 20歳から怪我を治すことで有名な接骨院で5年丁稚奉公し大きな骨折や脱臼を治してきました。 その後4年間整形外科に勤務、手術レベルの指の骨折を手術なしで完治させてます現在は脊柱管狭窄症の施術と骨格矯正のセミナー講師もしてます。 ここまでの道のりは正直かなり険しかったですが、 この仕事が大好きな気持ち一心でやってきました。 詳しい自己紹介は以下に書きました。 ⇨ 石川院長の詳しい自己紹介 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

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