日常生活で特にけがや病気をした記憶もないのに「なんだか腰が痛いなぁ」「なんだか首が重いなぁ」「原因不明の頭痛に悩まされているんだよね」などといった不調ありませんか?

 

私はここ数年原因不明の頭痛や腰痛が起こるので困っていました。

なぜ頭痛や腰痛が起こるのか不思議だったのですが、足首の歪みが体の不調と深く関係していることが分かったのです。

 

そこで今回は足首の歪みと体の不調の関係をご紹介したいと思います。

 

体全体に悪影響を及ぼす?足首の重要さとは

足首の歪みが原因で腰痛や頭痛が起こるといわれても、いまいちピンとこないですよね?

実際私も最初は半信半疑でした。

でも足首の構造を理解することで体調不良の原因となる理由に納得ができました。

 

人間の体はたくさんの骨が組み合わさって構成されています。全身の骨の数は全部で約200個と言われていますが、その中でも足はたくさんの細かい骨でできていて、両足だけで56個もの骨があります。

 

このように骨が細かく分かれていることで【蹴りだす】【衝撃を吸収する】【体を支える/バランスを取る】という重要な役割を2本の足で担うことが可能になるのです。

【蹴りだす】・・・つま先

【衝撃を吸収する】・・・土踏まず

【体を支える/バランスを取る】・・・かかと/足首

 

これらすべての骨が日常生活を送るうえで必要な骨ではありますが、この中でも特に体のバランスを取るために重要な骨が足首にある距骨(キョコツ)と呼ばれる骨です。

距骨は体全体のバランスを保つ軸としての役割と、足首を滑らかに動かす滑車としての役割を持っています。

この距骨が傾いてしまうと、体のバランスが崩れてしまったり足首が滑らかに動かなくなったりしてしまい体調不良の原因となってしまうのです。

 

 

距骨の傾きが体調不良の原因だった!

前述したよう足にはたくさんの骨がありますが、それら多くの骨は筋肉と繋がっています。

筋肉と繋がっているので日常生活の衝撃程度では骨がずれたりしないようになっているのです。

 

多くの骨が筋肉と繋がっている中で、距骨は珍しく筋肉につながっていません。

筋肉と繋がっていないので自由に動くことができ、体のバランス調整をすることが可能になります。

しかしその一方で筋肉と繋がっていないので一度傾いてしまうと、筋肉の力でその傾きを戻すこともできないですし、傾いたことによる痛みさえもないのです。

 

痛みがないのなら問題ないのでは?と思うかもしれませんが、痛みがないので距骨が傾いていることに気が付かずそのまま過ごしてしまっている人がたくさんいるそうです。

 

知らず知らずのうちに距骨の傾むきで全身のバランスが崩れてしまい、筋肉がそのバランスの崩れをカバーするために緊張状態になってしまいます。

距骨の傾きに応じて膝や腰の骨の位置がずれたり筋肉の緊張状態が続くことで、膝の痛みや腰痛だけでなく、むくみ・冷え性・めまい・頭痛など様々な不調が現れてくることが分かっているのです。

 

距骨の傾きチェック方法と5つのタイプ別症状

距骨がどの方向に傾くかで体に現れる症状が変わってきます。

そこであなたの距骨の傾きタイプのチェック方法をご紹介いたします。

鏡で見ると膝の皿はどっちに向いている?

〇左右どちらか、または両方の膝の皿が内側を向いている ⇒ INタイプ

◎左右どちらか、または両方の膝の皿が外側を向いている ⇒ OUTタイプ

椅子から立ちあがるとき楽な姿勢はどっち?

〇太ももの付け根を外側にひねる方が楽 ⇒ INタイプ

◎太ももの付け根を内側にひねる方が楽 ⇒ OUTタイプ

距骨が内側に傾くことで膝から下が外側に傾きO脚になりやすくなります。

脚の外側に重心がかかることで次のような症状が現れます。

・太もも・膝の内側の痛み(O脚)

・脛の内側の疲労骨折

・外反母趾・巻き爪

・腰痛

・骨盤の痛み

 

距骨が外側に傾くことで膝から下が内側に傾きX脚になりやすくなります。

脚の内側に重心がかかりやすく、運動や歩行によって膝やくるぶしに痛みを生じやすくなります。

主な症状は以下の通りです。

・股関節炎

・ランナー膝

・X脚

・腓骨筋炎

・内反少趾

・腰椎椎間板ヘルニア/腰椎脊柱管狭窄症

かかとを床につけたまましゃがむことができる?

◇しゃがむとかかとが浮く ⇒ FRONTタイプ

◆問題なくできる ⇒ BACKタイプ

椅子に座って何かを書くときはどんな姿勢でいる?

◇猫背になる ⇒ FRONTタイプ

◆背中はまっすぐ伸びているが頭だけ前に垂れている ⇒ BACKタイプ

ハイヒールをよく履く女性やアスリートに多いタイプです。

距骨が前に傾いているため重心がつまさきにかかりやすく、しゃがむとかかとが浮いてしまうのが特徴です。

主な症状は以下の通りです。

・緊張性頭痛

・坐骨神経痛

・膝のずれ

・アキレス腱炎

・足底筋膜炎

 

筋力の少ない女性や筋力が低下した高齢者に多いタイプです。

距骨が後ろに傾いているため重心がかかとにかかりやすく膝が前に曲がりやすくなります。

正座をしたときにつま先が重なってしまうのが特徴です。

主な症状は以下の通りです。

・肩関節炎

・呼吸が浅くなる

・腸障害/腹部の緊張

・恥骨周辺/鼠径部の痛み

・膝周辺の痛み

・外反母趾・指上げ

こんな人はROLLINGタイプ!!

△足の内側を床から浮かせるとうまく立てない

△片足立ちをするときには両手を体から離してバランスを取らないと立っていられない

近年若い女性に多いタイプです。

距骨が安定せずにグラグラと揺れていることが原因で偏平足の傾向があります。

足首に力が入りにくく、足の疲れを感じやすく転倒のリスクも高まります。

主な症状は以下の通りです。

・婦人科系疾患

・下半身の疾患(冷え/むくみ/XO脚/下半身太り)

・外反母趾

・偏平足

皆さんは、どのタイプだったでしょうか?

傾いてしまった距骨のケアはどうしたらいいの?

距骨の傾きは生活習慣や過去の捻挫などが原因で起きると知られています。

距骨が傾く原因は日常生活のあらゆるところにあるのにも関わらず、傾いたことによる痛みもないので、これを読んでくださっているあなたも気が付かないうちに距骨が傾いているかもしれません。

 

そこで傾きを戻すための簡単なセルフケアの方法をご紹介いたします。

足指を広げよう

・隣り合う足の指を引き離して戻す(各指を5回ずつ)

・人差し指と薬指・親指と小指も同様に引き離して戻す

⇒イタ気持ちいいくらいの力でやりましょう

くるぶしを回そう

・片足をもう片方の膝の上に乗せ、くるぶしの下を手で持ち左右に10回ずつまわす

・まわしづらい方向がある場合はさらに10回まわす

・かかとを手で包み込み、上下に10回動かす

・左右の足で同様に繰り返す

⇒お風呂の中で行うと血流がよくなりストレッチ効果が高まります。

詳しいやり方はこちら↓を参考にしてください。

かかと落とし

・足を肩幅に開いて立つ

・かかとをあげてつま先立ちになったら、ストンとかかとを落とす

・1日30回をめやすに行う

⇒膝に痛みがある場合は椅子に座った状態で行いましょう

詳しいやり方はこちら↓を参考にしてください。

とても簡単なストレッチなので毎日行うようにしましょう。

毎日行うことでストレッチの効果も高まります。体の軸も整ってくることで血流やリンパの流れもよくなり、冷え性・むくみ・下半身太りの解消にもなります。

 

足首コルセットも効果的!

毎日のストレッチはもちろん効果的ですが、前述したように距骨は筋肉と繋がっていない骨なのでケアを続けていても正しい位置で体を支え続けるのは実は難しいのです。

自力で距骨の位置を整えることが難しいときは、足首のコルセットなどを活用して外側からも固定してあげるのが理想的です。

足首コルセットはこんな人におススメ!

足首が歪みやすい人

⇒コルセット装着で足首の歪み再発予防

手軽に歪みを解消したい人

⇒コルセットは装着するだけで足首を固定することができるので簡単に誰でも歪み矯正が可能

冷え性の人

⇒コルセットには保温性に優れたものもあるので歪み矯正と冷え性解消にも効果的

まとめ

①足が担っている重要な役割とは?

・足で体全体を支えてバランスを取ることだった

②足首が体調不良の原因になる理由は?

・足首にある距骨の傾きによるバランス崩れのせいだった

③距骨の傾きタイプ別症状

・INタイプ

・OUTタイプ

・FRONTタイプ

・BACKタイプ

・ROLLINGタイプ

④自分でできる距骨ケア

・足指ひらき

・くるぶし回し

・かかと落とし

⑤足首コルセットのおススメ!

・足首の歪み解消と歪み再発予防に効果的

距骨の傾きは痛みがないので気がつきにくいですが、きっと多くの人が抱えている問題ではないでしょうか?

ここ数年頭痛と腰痛に悩まされていた私ですが、距骨と体調不良の関係を知ってから足首のストレッチと足首コルセットを併せて使っています。

距骨ケアに気を付け始めてから、頭痛や腰痛だけでなく冷え性や貧血も解消されてきたことに驚きました。足首の歪みって本当に体全体に関わってくるのですね!

 

是非ご自分の距骨の傾きタイプを 調べてみてください。当てはまる症状が1つでもありましたら、ぜひ距骨ケアと足首コルセットを試してみてください!

体調不良が解消されて、気持ちも体もすっきりとした毎日を送りたいですよね!